Mac用多機能ランチャーアプリ「Alfred v3」のBeta版がリリースされています。詳細は以下から。
4月にPR[1, 2]を出していたAlfred v3のBeta版が、Alfred Powerpackユーザーに先行で公開されたので早速利用してみました。新機能などは以下の通り。
It’s with great excitement that we started rolling out the Alfred 3 beta today. The feedback so far has been fantastic!
Thousands upon thousands of you signed up to take part in the beta, and while we’d love to give everyone access at once, we need to do it in a way where we can manage the feedback.
Alfred v2からの引き継ぎ
Alfred v3はAlfred v2の設定やクリップボード履歴、Alfredリモートの情報データなどを引き継ぐことが可能で、Alfred v3を初めて起動するとMigrate画面が表示されデータの引き継ぎ設定が行えます。
クリップボード
クリップボード機能はコピーしたテキスト、イメージ、ファイル別に記録する期間を設定することが可能になり、24時間から最大3ヶ月間の期間が選択できます。
また、クリップボードビュワー機能もアップデートされ、テキストや画像、ファイル、スニペット(以下参照)をプレビューしながら必要なファイルやテキストを探すことが出来ます。
スニペット
スニペット機能はクリップボード機能から独立し、アクセシビリティを有効にすることで特定のキーワード(トリガー)からTextExpanderやDashの様に定型文を入力可能。
また、{time}や{data},{clipboard}といったプレースホルダーも利用可能で、作成したスニペットは書き出し(hoge.alfredsnippets)配布することが出来ます。
- 参考:Snippets – Alfred
Workflows
AlfredのWorkflows機能はv2でも十分多機能ですが、v3では新たに利用できるオブジェクトが増え(追加されるオブジェクトは今後少しずつ公開予定)、
オブジェクトにカラーラベルを割り当てたり、置換、マルチオブジェクション移動などWorkflowsエディタ機能もアップデートされています。
テーマ
ランチャーテーマ(Appearance)もアップデートされており、テーマエディタは壁紙を変更しプレビューを表示することが可能で、新たなテーマも加わる様です。
Alfred v3のリリース時期などは明らかになっていませんが、Beta版の配布は数週間ごとにユーザー数を増やしていくそうなので、興味のある方は公式サイトでメーリングリストなどに登録してみてください。
- Productivity App for Mac OS X – Alfred
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