macOS 12 MontereyではCatalystアプリでもネイティブアプリと同じフルスクリーン表示が可能になっています。詳細は以下から。
Appleは2021年06月にオンラインで開催したWWDC21でmacOS 12 MontereyではAVKitのアップデートにより、iPadから移植したMac Catalystアプリでもネイティブアプリと同じフルスクリーンビデオ再生が可能になると発表しましたが、2021年10月26日にリリースされたmacOS 12 Montereyでは、このフルスクリーン体験が可能になっています。
In Big Sur, when you take a video full screen in a Mac Catalyst app, the video would fill the entire window but not the entire screen.Now in macOS Monterey, the video will take up the entire screen.
What’s new in AVKit – Apple Developer
例えば、CatalystアプリであるAppleのDeveloperアプリでは、macOS 11 Big Sur環境でビデオのフルスクリーンボタンを押しても、ビデオ再生領域がアプリ内全体に広がるだけで、ネイティブアプリのように別スペースでのフルスクリーン表示にはなりませんでしたが、
macOS 12 Montereyでは上記の通り別スペースでビデオがフルスクリーン再生になり、再生中もアプリケーションのスペースに移動してアプリを操作するというネイティブアプリと同じフルスクリーン体験が可能になっています。
また、macOS 12 Montereyでは、Apple M1チップ搭載のMacではAVFoundationがHDRとストリーミングしているので、興味のある方はチェックしてみてください。
おまけ
ちなみに、先週リリースされたAmazonのPrime VideoアプリはmacOS 11.3 Big Sur以降の対応でフルスクリーン表示が可能ですが、こちらはフルスクリーン表示時にアプリ自体をフルスクリーン化しているので、フルスクリーン表示中に他のコンテンツを探したりすることは出来ません。
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