High SierraやiOS 11ではiCloud Driveを利用したファイル共有やiCloudのストレージプランを家族で分け合えることが可能に。

　macOS 10.13 High SierraやiOS 11ではiCloud Driveを利用したファイル共有やiCloudのストレージプランを家族で分け合えることが可能になっています。詳細は以下から。

　AppleはmacOS 10.13 High SierraおよびiOS 11でiCloud Driveの機能をアップデートし、iCloud Driveに保存したファイルを他のユーザーと直接共有したり、iCloudのストレージプランを家族と共有できる機能を追加しています。

iCloudのストレージプラン。スペースを家族みんなで分け合えます。
iCloudのストレージプランを家族みんなで共有できるようになります。200GBまたは2TBを選べば、写真、ビデオ、書類などを保存するのに十分な容量をみんなで分け合えるでしょう。

macOS High Sierraプレビュー – Apple

iCloud Drive共有

　iCloud Drive共有はDropboxやGoogle Driveなどのクラウドサービスが提供しているファイル共有機能と同じで、iCloud Driveに保存したファイルを選択し、Finderの共有ボタンやコンテキストメニューから[人を表示] → [共有オプション]で共有条件を設定し、

ファイルを共有できる状態にしたら、アドレスブックに登録してあるユーザーやメールアドレスやSNSアカウントを知っているユーザーにリンクを直接送ることで、そのファイルを共有、閲覧、編集してもらうことが可能になります。

iCloudストレージプラン

　また、Appleが提供している購入した音楽やアプリ、写真ファイル、位置情報を最大6人の家族内で共有できる「ファミリー共有機能」の一部として、High SierraやiOS 11ではiCloudのストレージプランを家族で共有できる機能が追加されており、200GB以上のプラン(現在は200GBと2TB)をシステム環境設定や設定アプリから選択し、

ファミリー共有機能からiCloudストレージを分けることが可能で、今年6月にiCloudストレージプランの価格が下がったこともあり、1人でiCloud Driveのストレージを追加購入するよりお得になるので、家族のいる方は計算してみて下さい。

• iCloud のストレージプランと料金 – Apple サポート