WordやLaTeX, Markdownなどを読み込む事ができる研究者向けMac用エディタ「Manuscripts 1.0 for Mac」がリリースされています。詳細は以下から。
Manuscriptsは文献管理アプリPapers[1, 2]やFindingsなどApple Design Awardを受賞したこともあるイギリスのソフトウェア チームが中心になって開発したMac用エディタアプリで、主に学生や研究者、編集者向けの機能を持った多機能エディタとなっています。
Introducing Manuscripts 1.0: a new approach to research writing.
http://blog.manuscriptsapp.com/2015/11/05/manuscripts-1-0/
Introducing Manuscripts for Mac.
Manuscripts is a writing tool for complex documents unlike any you have seen: it helps you outline, edit, proof-read and publish.
Manuscripts is a re-imagined word processor designed by an Apple Design Award winning team, built for story as opposed to formatting a document.
[メーリングリストより]
インポート機能はMicrosoftのWordからRTF, OpenOffice, Markdown, LaTeXフォーマットなどをサポートし、アウトライン機能も実装されており文章は自動的にセクション化され、アウトラインウィンドウからドラッグ&ドロップでセクションを入れ替えることが出来ます。
エディタ機能も豊富で、フルスクリーンで文章だけに集中できるZENモード、LaTeXのminipageの様に画像を複数枚並べられる並べる画像挿入機能、ヘッダ, ボディ, フッタの編集が行えるテーブル編集機能、LaTeX形式で数式が入力できる数式編集機能(MathJaxベース)、そしてPapersやBibTeX形式を利用して参考文献の明記が出来る文献管理機能などが利用できます。
システム要件はOS X 10.10 Yosemite以上で、価格は39.99ドルと安くはありませんが、アカデミック価格では9.99ドルで、1,500文字の制限がある無料のトライアル版も用意されているので、興味のある方は関連リンクから公式サイトへどうぞ(2015年12月01日までリリース記念で19.99ドルになっています)。
関連リンク:
- Manuscripts – Manuscripts.app Ltd.
コメント
papers3を持ってたからさらに安く買えた (学生で9ドルぴったり)。
ただ何をするにもクラッシュ頻発でまだ使えたもんではないけど。
落ちまくる状態でfeedbackしながら論文一報これでかき上げてみた。
落ちても落ちてもiOS標準準拠のバージョン管理が優秀なのでデータの心配がいらないのはよい。
アプデすると 1.0.10, beta で 1.0.11 まででてるが、こいつらは (1.0無印と比べると)かなり安定してる。毎日と言っていいペースで機能追加と安定性向上のfix入ってるので、このままメインツールになる予定。
使ってみたいと思うんだけど,解説サイトとかってないの?
上手く入力できずに始めからつまづいて・・・
欧米だと昨今は論文はtexでなくても良いと聞いたけど。
もうwordでも不自由しないじゃん。置換と検索以外は。
wordとか文系と高卒しか使わねえよ
word普通に理系で使われてるよ。Fランはどうか知らん。