iOS 9ではSpotlight機能が強化され、iPhone内の情報の検索結果に加え、インターネット、iTunes、App Store、映画の上映時間、隣接エリアの情報などの候補が検索対象になっています。詳細は以下から。

AppleはOS X 10.10 YosemiteやiOS 8でSpotlightの機能を強化し、検索結果をAppleやMicrosoft(Bing)などに送信、Spotlightウィンドウにインターネットの検索候補や隣接エリアの情報などが表示されるようになっていましたが、iOS 9ではさらに映画の上映時間やアプリ内にあるコンテンツや文章、YouTubeの関連動画など検索エリアが広がっているようです。
OS X YosemiteのSpotlightがAppleやMicrosoftにデータを送信しているのがよく分かる動画と、それを止めるシステム環境設定とSafariの設定。 http://t.co/Agl7F2Pxrg
試してみた
試しに現在上映中の映画”Ted 2”をSpotlightで検索してみると、iOS 8ではBingの検索結果が表示されますが、iOS 9のSpotlightではインターネット・ムービー・データベース(IMDb)が表示され映画情報や上映時間を確認することが出来ます。

また、iOS 9のSpotlight機能はアプリ内のコンテンツや文章も検索することが可能で(アプリが対応していることが前提)、iBooksで購入した「進撃の巨人」などのコンテンツもiOS 9ではSpotlight検索結果に表示されました。

この機能は便利な半面、必要のない情報や見られてくない情報がSpotlightに表示される恐れがあるほか、無駄な検索クエリをAppleやMicrosoftへ送信することになるので、設定アプリの[一般] > [Spotlight]から必要なアプリやサービスだけにSpotlight検索を許可するように設定することをお勧めします。

おまけ
AppleはiOS 9のSpotlightの検索候補の拡大によりSpotlightのプライバシーポリシーを改定しているので興味がある方は設定アプリの[一般] > [Spotlight]の一番下にあるリンクを見てみて下さい。

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コメント
こんな機能は求めてないからさっさと切りました。