Google Chrome v45では前回開いていたタブの復元順を改善し、Webサイトで使用するメモリ消費量を平均で10%削減。


 Google Chrome v45では前回開いていたタブの復元順を改善し、Webサイトで使用するメモリ消費量を平均で10%削減することに成功しているそうです。詳細は以下から。


 Googleは現地時間 9月1日、Google Chrome v45をリリースしました、このv45では開発者向けにECMAScript 2015のいくつかの機能がサポートされた他、重要でないFlashコンテンツを自動的に停止するオプションがデフォルトで有効になっていましたが、Google Chrome Blogによるとさらに以下の様な改善がなされているそうです。


 Google Chromeには起動時の設定に「前回開いていたページを開く」というオプションが用意されており、このオプションを有効にしておくとChromeを閉じた時に開いていたタブ(Webサイト)を次に起動する時に復元してくれますが、Chrome v45からはこのタブの復元をさらに最適化しておりタブを順に復元するのではなく、最後に見たタブから順に復元していくそうです。


Now, Chrome is smarter about restoring your tabs more efficiently. Tabs are restored from most to least recently viewed, so you get to see the most important tabs faster.

[Chrome improvements for a faster and more efficient web – Google Chrome Blog]


 さらにChrome v45ではMacが少ないリソース(メモリ)で動いている時を検出し、その場合タブの復元を一時的に中止、メモリの削減に努めるようになっているそうです。復元が中止されたタブはそのタブを選択すれば復元が開始されます。(タブが使用しているメモリはChromeの設定の[その他のツール] > [タスクマネージャ]から確認できます)


And Chrome will now detect if your computer is running low on resources and stop restoring the rest of your tabs to save you precious memory. You can always click to restore them if you’d like to access them later.

[Chrome improvements for a faster and more efficient web – Google Chrome Blog]

V8 JavaScript Engineの改善

 V8 JavaScript Engineでも改善が図られ、”memory-saving technique”ではWebサイトが利用されていないことを検出すると積極的に使用されていないメモリを解放。これにより平均で10%Webサイトで使用されるメモリを削減できたそうです。この機能は使用しているWebサービスによって異なり、例えばGmailではタブが使用していたメモリを1/4削減することに成功しているということで、Google Chrome v43 と v45比較した動画を公開しています。

We’ve also introduced another memory-saving technique. Chrome can now detect when a webpage isn’t busy with some other task, and use the free time to aggressively clean up old, unused memory. In practice we found that this reduced website memory usage by 10% on average, but the effect is even more dramatic on complex web apps. With Gmail, for example, we can free up nearly a quarter of the memory used by the tab.

[Chrome improvements for a faster and more efficient web – Google Chrome Blog]

 Googleは引き続きGoogle Chrome v46でも多くの改善を行っていくことを発表しているので、Chromeユーザーは様々なWebサイトでその改善を体験できると思います。