ホスト指定や特定のサイトのJSをルール分けしてブロック出来るオープン・ソースのSafari用機能拡張「JavaScript Blocker 5」がリリースされています。詳細は以下から。
”JavaScript Blocker”はTravis Romanが開発しているSafariの機能拡張で、その他の通りサイトに使用されているJSをブロックすることが出来ます。使い方は、公式サイトから”JSB5.safariextz”をダウンロードしてインストール。有効になるとセットアップ画面が現れ、セットアップが完了すると以下の機能が使用可能です。
機能
JS Blocker 5は以下の4つのタブに分かれており、それぞれの役割は以下の通り
- Page:表示しているサイトのJSのホストや数を表示しブロックなどのルール分けを行う
- Rules
- For Pageで設定したJSのルールを表示
- Temporary:暫定的に処理したJS
- Always:設定したルールに基づいて処理したJS
- Filter List:デフォルトで設定されているマルウェアサイトのフィルタ
- Settings
- General:フォントやバッチに表示する数の設定などJavaScript Blockerの設定
- Rules:ホワイト/ブラックリストの有効無効
- Snapshots:設定したルールのバックアップを5つ保存可能
- User Scripts:ユーザーが指定したJS
- Other:その他の設定
- Help:今後追加予定
JS Blockerは全てのJSをブロックするわけでなく、ホストを指定して(正規表現も使用可能) JSをブロックすることが可能で、Safari左上のアイコンにブロックしたJSの数がバッチとして表示されます。
また、SettingsタブではJS Blockerの基本設定他、ルール分けしたJSから作成したホワイト/ブラックリストの有効無効を切替えることも出来ます。
システム要件はOS X 10.7.5でSafari 6.1以上で、旧JavaScript Blocker v4.xから新しいリポジトリへ変更になっているので、興味がある方は関連リンクからGitHubか公式サイトへどうぞ。*先ほど確認したところGitHubでリリースされているのはアルファ版まででしたので、最新版を使用したい方は公式サイトへどうぞ。
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