Macのカメラやマイクが有効になっていると通知しログを取ってくれる小さな密告者「Micro Snitch」がリリースされています。詳細は以下から。
Micro SnitchはLaunchBarやLittle Snitchなどで有名なオーストリアのソフトウェア会社Objective Development Softwareが開発したアプリで、「小さな密告者」という名前の通りMacのカメラ、オーディオインターフェイスに入力があるとオーバーレイやメニューバーアイコンで通知してログを取ってくれます。
Know when someone spies on you! https://t.co/TrwhPcmVNm
— Micro Snitch (@micro_snitch) 2015年6月3日
Objective Development Softwareのサイトではこのアプリを「MacBookやiMacのFace Timeカメラには緑のインジケータがありますが、Macのオーディオにはそれが無いため、第三者が貴方のMacや共用のMacでオーディオ録音をONにし、その場を離れたとしてもあなた貴方はそれに気付くことはないでしょう?」というシーンで役立つと説明しています。
Fair enough, you might see the camera’s indicator light, but what if you are away from your computer? And for the microphone there is no activity indication at all, so you won’t notice if the microphone is turned on even if you’re sitting right in front of your Mac.
[Micro Snitch – Objective Development Software]
Bluetoothマイクや外部カメラにも対応しており、アプリを起動しQuickTimeなどでビデオ/オーディオ収録をしてみるとMicro Snitchがオーバーレイ表示され、ログの収集が開始されます。
Micro Snitchのシステム要件はOS X 10.10 Yosemite以上で、現在リリース記念で半額セール(240円)中。オーストリアやドイツ、中国などのMac AppStoreで有料アプリランキング1位となっているそうで、3時間試用できるデモ版も公式サイトからダウンロード可能なので興味のある方は関連リンクからどうぞ。
関連リンク:
- Micro Snitch – Objective Development Software
- Press Release – Micro Snitch – Objective Development Software
- Redacted開発者の「Mac App Storeで有料アプリランキング上位になっても開発者が思っているほど儲からない」という体験談が興味深い。
コメント
使いどころがイマイチ把握できない。
ウィルスやマルウエアが勝手に盗聴していないか確認するために
自分のパソコンにインストールするの?
自分の会話が勝手に録音されていないか検知するために
家族のパソコンにインストールするの?