MicrosoftがWindows用のプレゼンテーション補助アプリ「ZoomIt」をAIコーディングを活用しmacOSへ移植&オープンソースで公開しています。詳細は以下から。
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Windows用ユーティリティSysinternalsツールの開発者で現在はMicrosoft AzureのCTOなどを務めるMark Russinovichさんは現地時間2026年08月07日。Windows用に開発していたプレゼンテーション補助機能を多数盛り込んだアプリ「Sysinternals ZoomIt」のmacOS版となる「Sysinternals ZoomIt for Mac」を公開したと発表しています。

すべての 1 つのプレゼンテーションと記録ユーティリティである ZoomIt が、macOS で使用できるようになりました。 これには、ビデオ クリップの編集、パノラマ キャプチャ、および中断タイマーと共に、Windows バージョンのすべてのズーム、注釈、スクリーンショット、記録機能が含まれています。
ZoomIt – Sysinternals – Microsoft
Sysinternals ZoomItは、2000年当時Mark Russinovichさんがプレゼンテーションを行っていた際、使用していた東芝製ノートPC付属の拡大ツールが使いづらかったことから開発したプレゼンテーション補助ツールを集めたアプリで、

拡大ツール[Zoom]はもちろん画面上にフリーハンドで書き込める[Draw]などが同梱されており、macOS版の初期リリースとなるSysinternals ZoomIt for Mac v12.xでは以下の機能が実装されています。
Sysinternals ZoomIt for Mac v12の機能
- Static Zoom : ScreenCaptureKitで取得した静止画面を拡大。
- Live Zoom : 操作中の画面をリアルタイムで拡大す。描画中でなければ、拡大表示を通して背後のアプリをクリックして操作することも可能。
- Draw : 画面を拡大せず、等倍のまま注釈を書き込めるモード。
- Pen : ペン、直線、長方形、楕円、矢印、蛍光ペン、取り消し、消去、白紙画面へのスケッチ、文字入力による注釈。
- Screenshot: 表示中の画面をスクリーンショットとしてコピーまたはPNGで保存する機能。
- OCR : 選択範囲の文字を認識してクリップボードへコピー。
- Brak Timer : 色、透明度、背景、通知音を設定できる休憩タイマー。
- Screen Recording : 画面全体または選択範囲のMP4録画。
- Post-recording video editor with preview : プレビュー、トリミング、別クリップの追加、フェード効果、再生操作、ミュート、音量調整、保存前の書き出しに対応した動画編集機能。
- Scrolling panorama capture : スクロールした縦長横長の画面を1枚の画像に合成できる機能。
Russinovichさんは今回のSysinternals ZoomIt for MacをAI支援コーディングを活用しWindowsから移植したそうで、Mac(Apple)のオーディオ・ビデオスタックAPIの知識がほぼない状態で数カ月かかたであろう移植作業がAIを利用し2日間でほぼ完成し、ソースコードはMITライセンスでGitHubリポジトリに公開されており、アプリもMicrosoftの開発者署名とAppleの公証を取得したものがダウンロードできるようになっているので、興味のある方はチェックしてみて下さい。

brew install --cask microsoft/sysinternalstap/zoomit
ZoomIt for Mac: How AI Ported a 20+ Year-Old Windows Tool
- ZoomIt – Sysinternals – Microsoft
- microsoft/ZoomitForMac: Sysinternals ZoomIt for MacOS – GitHub

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