AppleがmacOS 12 Montereyでpigコマンドの代わりに導入したnetworkQualityを利用しネットワーク回線速度を測定できるアプリ「Speediness」が通信速度のリアルタイム表示に対応しています。詳細は以下から。
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Appleは2021年06月に開催したWWDC21で、1980年代に開発され現在でも多くの開発者がネットワークの応答速度を評価する際に利用している”ping”コマンドは実際のネットワーク状態を知ることが難しいとして、ネットワークの応答速度を”bps”と1分間のラウンドトリップ数”RPM”で評価する「networkQuality」コマンドをmacOS 12 MontereyやiOS 15に実装し、

一般的なインターネット速度試験のpingの測定値はインターネット接続を使っていないときの動作を示します。重要なのはインターネット接続使用時のインターネット接続状態です[…]このツールはミリ秒単位ではなく1分あたりのラウンドトリップ数(RPM)でネットワークの応答性を報告しますこの新しいRPM測定基準は多くの人にとってミリ秒が抽象的すぎるために作成されました[…]macOSには”NetworkQuality”と呼ばれるコマンドラインバージョンもあります
Reduce network delays for your app WWDC21より
macOS 13.2 VenturaではnetworkQualityコマンドの結果をJSON出力に対応するなど、少しずつアップデートされていますが、このnetworkQualityの結果をGUIで表示してくれる「Speediness」アプリがバージョン2.0へアップデートされています。

networkQuality -c
Speediness v2.0
Speedinessは元Googleのエンジニアで現在はオープンソースに貢献されているSindre Sorhusさんで、アプリを起動するとnetworkQualityコマンドを使い自動的にネットワーク通信速度を計測してくれますが、

新たにリリースされたSpeediness v2.0では、テスト中のネットワーク通信速度Mbpsをリアルタイムで表示し、その後結果をnetworkQualityのRPMとpingのmsで表示してくれるようになっています。
Speedinessは今回のv2.0アップデートでシステム要件がmacOS 15 SequoiaからmacOS 26 Tahoe以上のMacに変更されてしまいましたが、旧バージョンはSorhusさんの公式サイトに公開されており、アプリは無料でMac App Storeに公開されているので、Macを接続しているインターネット速度の状態が気になる方は試してみてください。

SpeedinessのHistoryでは過去の計測結果も確認できます
- Speediness — Sindre Sorhus
- Speediness – Mac App Store

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