Electronの不具合により、macOS 26 TahoeにアップグレードされたMacのパフォーマンスを低下させる問題を修正した「Qoder IDE v0.2.19」がリリースされています。詳細は以下から。
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シンガポールのBRIGHT ZENITH PRIVATE LIMITED (実際には中国のAlibaba)はAIエージェントに対応した統合開発環境「Qoder IDE」をバージョン0.2.19へアップデートするとともに、Electronフレームワークをv34.5.1からv37.7.0へアップデートし、macOS 26 TahoeへアップグレードされたMacでパフォーマンスを低下させる問題に対応したと発表しています。

Electron Upgraded to 37.7.0: Upgraded from 34.5.1 to address potential performance lag on macOS 15
リリースノートより抜粋
Qoder IDEはVS Codeをベースに開発されているようで、Microsoftは2025年10月にリリースした「VS Code v1.105」でこの問題を修正していましたが、Qoder IDEでは、今回リリースされたQoder IDE v0.2.19でようやく修正されたようです。

Qoder IDE 0.2.19
なお、ElectronがAppKitのプライベートAPI (_cornerMask)をオーバーライドし、半透明のカスタムコーナーマスクを適用していたことが原因で、macOS 26 TahoeへアップグレードされたMacでGPU(WindowServer)使用率がスパイクし、Macのパフォーマンスに影響を与える問題は、次期macOS 26.2 TahoeでAppleが対策を講じるようです。

🎉 Good news!This issue appears to be fixed on the latest betas of macOS 26.2
Electron Apps macOS Tahoe GPU Performance Tracker – Shamelectron
- Changelog | Qoder – The Agentic Coding Platform
- Electron Apps macOS Tahoe GPU Performance Tracker – Shamelectron


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