macOS 26 TahoeでWindowServerがGPU使用率を上昇させてしまう不具合が修正された「VS Code v1.105」がリリースされています。詳細は以下から。
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Microsoftは現地時間2025年10月09日、同社が開発するオープンソースのコードエディタ「Visual Studio Code」の最新バージョンとなるバージョン1.105をリリースするとともに、同バージョンでmacOS 26 Tahoeで発生していたGPU使用率がスパイクしていしまう不具合を修正したと発表しています。

Fix: Disable window shadows on macOS Tahoe to prevent GPU performance issues PR #267724
September 2025 (version 1.105) – VS Code
この不具合の原因はElectronがアプリケーションウィンドウのシャドウを描写するAppleのプライベートAPIをオーバーライドしたことが原因で、VS Codeを起動するとWindowServerプロセスがGPUの使用率を100%に引き上げてしまう事が確認されていました。

ElectronのWindowServer GPUバグ
この問題に対しVS Code v1.105では、問題のシャドウ表示をOFFにしたElectron v37.6.0が採用され、macOS TahoeでGPU使用率が上昇してしまう不具合を修正したそうですが、この問題はVS Codeだけでなく1PasswordやCursor、Discord、Slack、Microsoft TeamsなどのElectron製アプリ全てに影響しているので、これからmacOS Tahoeにアップグレードされる方は利用しているElectronアプリが、この不具合を修正しているかを確認しておくことをおすすめします。
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- September 2025 (version 1.105) – VS Code


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