macOS 26 Tahoeで廃止された画面中央の音量インジケータに加え、MacBook Air/Proのディスプレイ輝度インジケータの表示にも対応した「VolumeHUD v2.0」がリリース。

macOS 26 Tahoe

2025.10.05

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　macOS 26 Tahoeで廃止された画面中央の音量に加え輝度インジケータの表示にも対応した「VolumeHUD v2.0」がリリースされています。詳細は以下から。

　Appleが現地時間2025年09月15日にリリースした「macOS 26 Tahoe」ではLiquid Glassデザインが採用されるともに、メニューバーがiOS/iPadOSと同じく透明化されインジケータ(HUD)類もiOS/iPadOSと同じデザインに刷新されましたが、

iOSデザインのmacOS 26 Tahoe (上)とmacOS 15 Sequoia(下)のHUD

このiOS/iPadOSデザインの音量インジケータが見にくいというユーザー向けに、macOS 15 Sequoia以前の旧デザインの音量インジケータを再現し、画面中央に表示してくれる「VolumeHUD」が、さらにMacBook Air/Proのディスプレイ輝度のインジケータ表示にも対応しています。

VolumeHUD v2.0

　VolumeHUDはDanny Stewartさんが開発している旧デザインのインジケータを再現するアプリで、アプリを起動しておくだけで音量(Volume)を上げ下げした際に画面中央に旧デザインのインジケータが表示されますが、

macOS 26 Tahoeの音量インジケータとVolumeHUD(下)の音量インジケータ

本日リリースさえれた「VolumeHUD v2.0.0」では、音量に加えて輝度(Brightness)インジケータの表示にも対応しており、MacBook Air/Proのディスプレイ(現在はBuild-inディスプレイのみ対応)の輝度を調整すると、画面中央にmacOS 15 Sequoia以前の旧デザインのインジケータが表示されるようになっています。

VolumeHUD v2.0

　輝度インジケータの表示はユーザーが輝度を調整したときのみ表示される段階で、DDC/CI対応の外部モニターや環境光センサー/バッテリーの充電開始時に輝度が変更されても輝度インジケータは表示されないため、現在は実験的サポートとしてデフォルトでOFFに設定されていますが、新たに追加された[About]ウィンドウ*でログイン時に起動オプションとともに設定することが可能になっています。

*アプリをダブルクリックすると表示されます。

　VolumeHUD v2.0では、GitHub APIを利用した簡易的なアップデート確認機能が実装されており、アクセシビリティ権限の検出が修正され、macOSのアクセシビリティへのリクエストが正しく表示されるようになっているので、VolumeHUD v1.xを利用されていた方はアップデート*してみてください。

brew install dannystewart/apps/volumehud

*VolumeHUD v1.0にはアップデート通知機能がないため、マニュアルまたはbrewでアップデートする必要があります。

VolumeHUD v2.0.0

Brightness: The app now supports brightness! The brightness HUD is off by default (the app is volumeHUD, after all) but can be enabled from the new About window. It should only appear for user-initiated changes, not automatic triggers like ambient light or battery power.
Open at Login: You can now set it to open at login from directly from the app.
Interface: A new About window now provides controls for the brightness HUD and opening at login, as well as a proper quit button. Clicking the startup notification will now open the About window (as will relaunching the app).
Update Check: Adds a simple automatic update check using the GitHub API, showing a small link on the About screen when an update is available. I hesitated to add network access, but it’s just one anonymous call to GitHub, failing silently if it can’t connect. No nag, no automatic download.