米Ankerが最大140W出力でDisplayLinkチップを搭載しトリプルディスプレイ出力が可能なドック「Anker Prime Docking Station (14-in-1, Triple Display, DisplayLink)」を発表しています。詳細は以下から。
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中国Anker Innovationsの製品を取り扱う米Ankerは現地時間2025年09月05日、独ベルリンで開催されるIFA 2025に合わせてオンラインでIgnite Possibilitiesイベントを開催し、Anker PrimeシリーズからUSB充電器とDisplayLinkチップを合わせたドッキングステーション「Anker Prime Docking Station (14-in-1, Triple Display, DisplayLink) (以下、Anker Prime Docking Station 14-in-1) (SKU: A83B3)」を今後発売すると発表しています。

Anker Prime Docking Station 14-in-1は、6ポートUSB急速充電器「Anker Prime Charger (250W, 6 Ports, GaN) (A2345)」に似たデザインのドッキングステーションですが、最大8K@60Hz出力のDisplayPort x1ポートに加え、DisplayLink社のUSBグラフィックチップを採用した2つのHDMIポートから最大8K@30Hz出力が可能で、

Anker Prime Docking Station (14-in-1, Triple Display, DisplayLink)とAnker Prime Charger (250W, 6 Ports, GaN)
ディスプレイ出力に制限があるMacでも8Kのトリプルディスプレイ出力が可能な他、前面と背面にはUSB-Aや給電用のUSB-C、2.5GbE、SD/microSDカードリーダー、3.5mmヘッドホンジャック、出力がわかるSenseView LCDディスプレイ、スマートコントロールダイヤルを搭載。

搭載ポート
- DisplayPort x1 : 最大8K@60Hzでディスプレイ出力に対応
- HDMI x2 : DisplayLinkチップを利用した8K@30Hzのディスプレイ出力に対応**
- Ethernet x1 : 2.5Gbpsに対応
- 3.5mmオーディオジャック x1
- SD/microSDカードリーダー x各1
- USB-A ×1 ; USB 2.0の480Mbpsでのデータ転送に対応
- USB-A ×2 : USB 3.2 Gen 1の5Gbpsでのデータ転送送に対応
- USB-C x1 : 最大100W出力でUSB 3.2 Gen 1の5Gbpsでのデータ転送に対応*
- USB-C x2 : 最大100W出力でUSB 3.2 Gen 2の10Gbpsでのデータ転送に対応*
- USB-C(Upstream) : MacBookなどへ最大140Wの高速充電が可能なホスト接続用ポート*
Anker Prime Docking Station 14-in-1は、合計最大160W出力でデバイスを充電するために、AnkerのGaN技術「GaNPrime™ 2.0」と接続されたデバイスに最適な電力分配を行う「PowerIQ 5.0」機能を搭載し、オーバーヒート対策に接続されたデバイスの温度を監視する「ActiveShield™ 3.0」技術、そしてサーマルスロットリングを防ぐためにアクティブクーリングファンを搭載。

Anker Prime Docking Station 14-in-1のサイズや価格、発売時期は発表されていませんが、ポート1つでトリプルディスプレイ出力と最大140W給電が行えるので、Apple M1~M4チップ搭載のMacBook Air/Pro用のドッキングステーションとしてはいいかもしれません。

- Anker Prime 2025 | Power to Drive Your Prime – Anker US


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