Appleが設定済みのiPhoneやiPadを利用してMacを素早く設定できる設定アシスタントの新機能のシステム条件を公開しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2025年03月31日にリリースした、「macOS 15.4 Sequoia (24E248)」と「iOS/iPadOS 18.4 (22E240)」では、日本語でもApple Intelligenceをサポートしたされるとともに、このアップデートではiPhoneやiPadのクイックセットアップのように、

macOS 15.4 Sequoiaアップデート後のMacのセットアップ画面
設定済みのiPhoneやiPadから新しいMacへ素早くデータを転送しセットできる機能が設定アシスタントに追加されましたが、これに伴い、Appleはこの新機能のシステム条件を新たに公開しています。
Macの設定アシスタントに、近くにあるiPhoneやiPadを使ってMacをすばやく設定できる便利な方法が加わりました。Wi-Fi、外観、アクセシビリティなどの数多くの設定を転送できるほか、デバイスのiCloud設定に基づいて、iCloudに保存されているファイルや写真、パスワードなどのコンテンツを自動的に転送できます。
iPhoneまたはiPadでMacを設定する – Apple
iPhoneまたはiPadでMacを設定する
Appleによると、iPhoneやiPadからMacを設定(セットアップ)するには、macOS 15.4 Sequoia以降を搭載したMac*と、iOS/iPadOS 18.5以降を搭載した設定済みのiPhone/iPad、そして両デバイスでWi-FiとBluetoothがONになってることがシステム条件となっているそうです。
システム条件
- macOS Sequoia 15.4以降を搭載したMacで設定アシスタントが起動されていること。
- iOS 18.4以降を搭載したiPhone、またはiPadOS 18.4以降を搭載したiPadが近くにあり、設定済みであること。
- 両方のデバイスの設定でWi-FiとBluetoothがオンになっていること。
1.上記のシステム条件を満たしたiPhone/iPadからMacにデータを転送するには、新しいMacを起動し、表示される設定差アシスタントで言語と国/地域を設定し、その表示される[このMacにデータを転送]画面で「iPhoneまたはiPadで設定」を選択。

このMacにデータを転送
2.近くのデバイスを検索中とMacに表示された場合は、iPhone/iPadのロックを解除してデバイスをMacに近づけます。
3.Macに近づけたiPhoneやiPadに「新しいMcを設定」と表示されるので、そのiPhoneやiPadに設定してあるアカウントでMacを設定するには[続ける]をタップし、Face ID/Touch IDで認証後、Macに表示される[認証用に読み取る]パターンをiPhone/iPadのカメラで読み取れば、
iPhone/iPadデバイスに設定してあるApple AccountでMacの設定が開始され、iCloud経由で設定やApple製アプリ(写真、メッセージ、メモ、カレンダー、パスワード、連絡先など)のコンテンツがMacに自動的に読み込まれまれるので、今後、新しいMacを購入される方や、macOSをクリーンインストールする方は試してみてください。
- iPhoneまたはiPadでMacを設定する – Apple
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