デフォルトで10Gb Ethernetを搭載したMac StudioはMac Pro (2019)と同様にLights Out Managementがサポートされ、リモートでシステムの起動や終了、再起動が可能になっているそうです。詳細は以下から。
Appleは現地時間2022年04月19日、システム管理者向けに公開していたプロファイルマネージャ管理機能搭載の「macOS Server」の提供を終了しましたが、同時に、10Gb Ethernetが標準搭載となった「Mac Studio (2022)」では、MDM(モバイルデバイス管理)に登録することで、リモートでシステムの起動や終了、再起動するためのLights Out Management(以下、LOM)設定が可能になっていると管理者向けに通知しています。
You can configure Lights Out Management settings to remotely start, shut down, and restart the following after they’re enrolled in a mobile device management (MDM) solution.
- Mac Pro (2019)
- Mac mini (M1, 2020) with a 10Gb Ethernet card
- Mac Studio (2022)
Lights Out Management MDM payload settings for Apple devices – Apple Support
Lights Out Management
LOMをサポートしたMacでは、MDM登録後、LOM(623)ポートを通して電源管理を行うことが可能で、以前はXserveでもサポートされていましたが、2020年06月に開催されたWWDC20で、Mac Pro (2019)とmacOS 11 Big Sur以降で再び利用できるようになることが発表されていました。
LOMをサポートしたMacは、1台のMacをLOMコントローラーとしてMDMサーバーから管理できるため、企業や大学、その他の研究機関で大規模にMacを展開する際に有効なので、システム管理者の方はチェックしてみてください。
- What’s new in managing Apple devices – WWDC 2020 – Apple Developer
- Lights Out Management MDM payload settings for Apple devices – Apple Support
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