macOSの仮想デスクトップSpacesより高機能なオープンソースの仮想ワークスペースマネージャー「FlashSpace」がリリースされています。詳細は以下から。
macOS/OS Xには2007年にリリースされたMac OS X 10.5 Leopardから「Spaces」という複数のデスクトップを切り替えて作業スペースを増す事ができる仮想デスクトップ機能が搭載されていますが、このmacOSデフォルトの仮想デスクトップSpacesより高速で多機能なオープンソースの仮想ワークスペースマネージャー「FlashSpace」が新たにリリースされています。
FlashSpaceの使い方
FlashSpaceを公開したのはmacOS&iOS対応のスニペットツールSnippetyなどを開発してるポーランドのWojciech Kulikさんで、macOSのSpaces機能に足りていないショートカットキーや名前付け、マルチディスプレイ機能を実装したワークスペースマネージャーとして開発したそうで、

FlashSpaceの設定
基本的な使い方は、アプリをダウンロード&起動してメニューバーから[Open]をクリックし、[Workspaces]にワークスペースを追加&名前を付けて、そのワークスペースに割当てたいアプリを[Assign apps]リストに追加し、ショートカットキーを設定するだけで、ショートカットキーでワークスペースを切り替えアプリを素早く使うことができるようになります。
Space ControlやFocus Manager
また、FlashSpaceには「Space Control」という機能が実装されており、ショートカットキーでワークスペースをプレビューし、数字(0~9)キーや矢印キーでワークスペースを切り替えられる他、

FlashSpaceのSpace Control
ワークスペースを切り替え後に、マウスを使わずに素早くアプリのフォーカスをショートカットキーで切り替えられる「Focus Manager」機能、ワークスペースを切り替え後にマウスカーソルを中央に配置する「Cursor manager」機能
仕事やプレイベートなどで利用するワークスペース設定を素早く切り替えられる「Profiles」機能、複数のディスプレイを利用している場合にどちらのディスプレイにワークスペースを割り当てるかを設定できるマルチディスプレイ設定などの機能が実装されています。

FlashSpaceの設定
FlashSpaceのシステム要件はmacOS 14 Sonoma以降のIntel/Apple Silicon Macとなっており、GPLv3.0で開発されアプリはGitHubリポジトリからダウンロード可能で、先週公開されたFlashSpace v1.1.17で実装されたSpace Control機能などが人気となり、利用者(Star)数が増えているそうなので気になる方は試してみてください。
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— Wojciech Kulik (@kulik_wojciech) February 9, 2025
brew install flashspace
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