Electron製でクロスプラットフォームに対応する「Upscayl」をベースに、SwiftUIでmacOSネイティブアプリとして開発されたAI画像高解像度化アプリ「HiPixel」がリリース。

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 Electron製でクロスプラットフォームに対応した「Upscayl」をベースに、SwiftUIでmacOSネイティブアプリとして開発されたAI画像高解像度化アプリ「HiPixel」がリリースされています。詳細は以下から。

HiPixel for macOS AI image upscaler

 解像度が低い画像を超解像度アルゴリズムReal-ESRGANやRemacriなどの機械学習モデルを利用し、アップスケールしてくれるアプリで、オープンソース&クロスプラットフォームに対応したUpscaylというアプリを以前紹介しましたが、

Upscayl v2.15のLens Viewer

Upscayl

このUpscaylをベースに、Upscaylで利用できる機械学習モデルや機能を、macOSネイティブアプリとしてSwiftUIで実装したAI画像高解像度化アプリ「HiPixel」が新たにリリースされています。

HiPixel for macOS AI image upscaler

HiPixel is a native macOS application for AI-powered image super-resolution, built with SwiftUI and leveraging Upscayl’s powerful AI models.

okooo5km/HiPixel: HiPixel is a native macOS application for AI-powered image super-resolution – GitHub

HiPixel

 HiPixelを開発&公開したのは中国5km Software Tech Co., Ltd.の十里さんで、Upscaylで利用されているStandardとLite、High Fideity、Digital Artモデルやアップスケール後のイメージサイズ、圧縮率、GPUアクセレーションなどが利用できるようになっています。

HiPixel for macOS AI image upscaler

 HiPixelは現在Upscaylでサポートされている全ての機械学習/AIモデルが利用できるわけではありませんが、macOSアプリのためElectron製のUpscaylと比較してメモリの使用率が少なく、ライト/ダークモードの切り替え、アイコンの変更、macOSのネイティブ通知/Notch通知機能などが利用できます。

 また、HiPixelはワークフローも見直されており、ドラッグ&ドロップするだけで画像を自動的にアップスケールしてくれる他、複数の画像を一括でアップスケーするバッチ処理、他のアプリと連携可能なURLスキームに対応し、

アプリはAGPLv3で開発され、GitHubリポジトリで公開されており、システム要件はmacOS 13.5 Ventura以降のIntel/Apple Silicon Macとなっているので、macOSネイティブのAIアップスケールアプリを探していた方は試してみてください。

HiPixelのシステム要件

HiPixelのシステム要件

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