iOS 18.2/iPadOS 18.2ではiPhone/iPadでサードパーティ製パスワードマネージャーのパスワードを読み込むことが可能に。

iPhoneでパスワードを読み込み 未分類
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

 iOS 18.2/iPadOS 18.2ではiPhone/iPadでサードパーティ製パスワードマネージャーのパスワードを読み込むことが可能になっています。詳細は以下から。

Apple Passwords app

 Appleが2024年09月にリリースしたmacOS 15 SequoiaやiOS 18/iPadOS 18、visionOS 2ではパスワードアプリが導入され、WebサイトやWi-Fiのアカウントやパスワードを管理できるようになっており、Mac版のパスワードアプリではシステム環境設定に統合されていた時代からサードパーティ製パスワードマネージャーとのデータ移行(読み込みと書き出し)が可能になっていますが、

サードパーティ製パスワードアプリからデータをインポート&エクスポートが可能なmacOS 15 Sequoiaのパスワードアプリ

サードパーティ製パスワードアプリからのデータ読み込みと書き出しが可能なmacOS 15 Sequoiaのパスワードアプリ

本日リリースされたiOS 18.2やiPadOS 18.2では、Macと同じくiPhoneやiPadデバイスでも、サードパーティ製パスワードアプリから書き出したデータの読み込み、およびサードパーティ製パスワードマネージャーへのデータの書き出しを行うことが可能になっています。

パスワードデータのインポート&エクスポート

サードパーティ製パスワードのマネージャーからのデータ読み込み

 iOS 18.2でサードパーティ製パスワードマネージャーからアカウントやパスワードのデータを読み込むには、設定アプリの[アプリ] → [Safari]にある[履歴とWebサイトデータ]「読み込む」を選択。

設定アプリの[アプリ] → [Safari]にある[履歴とWebサイトデータ]

設定アプリの[アプリ] → [Safari]にある[履歴とWebサイトデータ]

 次に、1Passwordなどのサードパーティ製パスワードマネージャーから「カンマ区切りされたテキスト (.csv)」形式で書き出したデータを選択し、Face IDなどでパスワードデータへの読み込みを認証するだけで、Safariからパスワードアプリへデータが渡されます。

iOS 18.2でパスワードデータの移行

 iOS 18.2ではmacOS 15 Sequoiaと同じくパスワードデータの保管に厳しく、読み込みが完了したパスワードデータ(.csv)ファイルは削除するようにすすめられる他、同じくSafariの設定の[履歴とWebサイトデータ]で「書き出す」を選択し、[パスワード]を選択すると、

Safariの設定の[履歴とWebサイトデータ]で「書き出す」

iOSのパスワードアプリからサードパーティ製パスワードマネージャーへ移行するためのデータ書き出しが可能なので、パスワードマネージャーの変更やデータのバックアップを取りたい方は試してみてください。

Safariの設定から書き出せるのはパスワードアプリに保存されたWebサイトのアカウント名とパスワードのみで、Wi-Fiパスワードやグループ共有で共有されたパスワード、Sign in with Appleを利用したアカウント情報は含まれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました