macOS 15.2 SequoiaではAVFの不具合が修正されApple M4チップ搭載のMacでmacOS 12 Monterey以下の古いmacOSの仮想化が可能になっています。詳細は以下から。
Appleが2024年11月より販売を開始した、Apple M4, M4 Pro/Maxチップ搭載のiMac (24インチ, 2024)やMac mini (2024)、MacBook Pro (14/16インチ, 2024)では、macOSのApple Virtualization Framework (AVF)の不具合により、macOS 13.3.1 Ventura以前のmacOS仮想マシンが起動しない不具合が報告されていましたが、
macOS VM guests running macOS 13.3.1 or earlier fail to boot on a host Mac with M4 chip. (139615567)
macOS Sequoia 15.2 Beta 4 Release Notes – Apple Developer
Appleは本日リリースした「macOS 15.2 Sequoia」で、このAVFの不具合を修正し、Apple M4チップ搭載のMacで、macOS 12 MontereyなどmacOS 13.3.1 Ventura以前のmacOSの仮想化が可能になっています。
この不具合の影響を受けていたのはAVFを利用するUTMやVirtualBuddyなどで、これまでのM4 MacではmacOS 13.3.1 Ventura以前の仮想マシンが起動に失敗しブラックスクリーンが表示され続けていましたが、macOS 15.2アップデート後はmacOS 15.1で作成したmacOS 13.3.1以前の仮想マシンも起動するようになっているので、M4 Macユーザーの方は試してみてください。
- utmapp/UTM – GitHub
- insidegui/VirtualBuddy – GitHub
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