Mac mini (M4 Pro)はThunderbolt 5ポートを採用し最大3台の6K/60Hzディスプレイ出力が可能となっています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2024年10月29日、Apple M4/M4 ProチップやThunderboltポートを搭載し、全く新しいデザインとなる「Mac mini (M4/M4 Pro)」を発表しましたが、このMac miniはApple M4 Proチップ搭載モデルがMac miniとしては初めて「Thunderbolt 5」をサポートしており、これにより最大3台の6K@60Hzディスプレイ出力が可能になっているそうです。
Mac miniのディスプレイ出力仕様は、Apple M1/M2で6K@60Hzディスプレイと4K/5K@60Hzディスプレイ出力の合計2台、Apple M2 Proでも6K@60Hzディスプレイ x2と4K@60Hzディスプレイ出力の合計3台となっていましたが、
Mac mini (M4 Pro)では、ついにAppleが2019年に発売したMac Pro (2019)とRadeon Pro W5700X MPX GPUの組わせと同じ、合計3台の6K@60Hzディスプレイ出力が可能になったそうです。
3台のPro Display XDRを扱うことが可能に
Pro Display XDRなど6K(6,016 x 3,384)解像度ディスプレイ3台で6,000万ピクセル以上となるトリプルディスプレイ環境は、これまではMac Studio/ProやMacBook Pro (M3 Max)モデルが必要でしたが、
次世代の10コアGPUとThunderbolt 5をサポートするMac mini (M4 Pro)の登場により、12.7 x 12.7 x 5.0cmサイズのMacで夢のワークスペースをセットアップすることが出来るようになっているので、M2 ProまでのMac miniではディスプレイ出力が不満だった方は、スペックや価格をチェックしてみてください。
各Mac miniのディスプレイ出力仕様
最大出力枚数 | 6Kディスプレイ (Thunderbolt) |
HDMI | |
---|---|---|---|
Mac mini (M1) | 2台 | x1 | +4K@60Hz x1 |
Mac mini (M2) | +5K@60Hz x1 | ||
Mac mini (M2 Pro) | 3台 | x2 | +4K@60Hz x1 |
Mac mini (M4) | +5K@60Hz x1 | ||
Mac mini (M4 Pro) | x3 | (6K@60Hzも可能) |
おまけ
また、Mac mini (M4/M4 Pro)は、Mac mini (M2 Pro)と同じくHDMI出力で最大1台の8K@60Hzディスプレイまたは4K@240Hzディスプレイ出力が可能です。
HDMI対応ディスプレイへのビデオ出力
最大8K解像度、60Hzのディスプレイまたは4K解像度、240Hzのディスプレイ1台に対応(M4、M4 Pro)Mac mini (M4、M4 Pro)仕様より
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