AppleがアメリカでのApple Intelligence機能に加え通話録音やAirPodsのヒアリング補助機能をサポートした「iOS/iPadOS 18.1」を正式にリリースしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2024年10月28日、アメリカで英語での文章作成ツールや通知の要約などが可能なApple Intelligenceをサポートした「iOS 18.1 (22B83)」と「iPadOS 18.1 (22B83)」を正式にリリースしたと発表しています。
このアップデートでは、カメラコントロールの機能、空間写真の撮影機能、通話の録音機能、およびiPhoneでのその他の機能が向上し、バグ修正、セキュリティアップデートも含まれます。
リリースノートより抜粋
既にWWDC24やiPhone 16の発表イベントでも告知されていた通り、iOS/iPadOS 18.1では、リージョンがアメリカで言語が英語設定の場合、Appleの生成AI「Apple Intelligence」を利用した文章の校正や要約、より高い言語理解力のあるSiri、通知の要約などがiPhone 15 Proシリーズ以降とApple M1チップ搭載のiPad以降で利用可能になっています。
また、iOS 18.1では電話やFaceTimeオーディオ通話をリアルタイムで録音する機能が追加された他、iPhone 16のカメラコントロールを利用したTrue Depthカメラの切替、iPhone 15 Proシリーズで空間ビデオの撮影とともに空間写真を撮影することが可能になっています。
その他、iOS 18.1やiPadOS 18.1では「AirPods Pro 2」を臨床レベルの補聴器にできるヒアリング補助機能と、ユーザーの聴覚をチェックできるヒアリングチェック機能が利用できるようになっています。
また、不具合修正としてはポッドキャストアプリで未再生のエピソードが再生済みとなる不具合や、デバイスが発熱している時に4K60Hz収録のビデオ再生がぎこちなくなる不具合、特定の場合に車のデジタルキーでエンジンが始動できない不具合、
iPhone 16/16 Proモデルが予期せず再起動してしまう不具合が修正され、CVEベースで28の脆弱性が修正されているので、ユーザーの方はアップデートすることをおすすめします。
iOS 18.1
電話
- 通話録音により、通話が録音中であるということがアナウンスされ、リアルタイムで電話またはFaceTimeオーディオ通話を録音できます
カメラ
- カメラコントロールで素早く前面のTrue Depthカメラに切り替えることができます(iPhone 16、iPhone 16 Plus、iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Max)
- 新しい“空間”カメラモードで、空間写真を空間ビデオの撮影と共に撮影できます(iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max)
AirPods
- ヒアリングチェックを使用すると、科学的に検証されたヒアリングチェックの結果が自宅にいながら得ることができます(18歳以上のユーザが対象)
- ヒアリング補助機能では、周囲の音とミュージック、ムービー、および通話に自動的に適用される、パーソナライズされた臨床レベルの補助が提供されます(18歳以上の軽度から中等度難聴のユーザが対象)
- これらの機能には、ファームウェアバージョン7B19以降が適用されたAirPods Pro 2が必要です。一部の機能は国や地域によっては利用できないことがあります。
詳しくは、以下のWebサイトをご覧ください: https://apple.com/jp/airpods-pro/feature-availability/
このアップデートには、以下の機能改善とバグ修正も含まれます:
- コントロールセンターに、コネクティビティコントロールを個別に追加したり、構成をリセットしたりするための新しいオプションを追加しました
- RCSビジネスメッセージで、RCSで店舗や企業とチャットできます(通信事業者が対応している必要があります)
- ポッドキャストで未再生のエピソードが再生済みとしてマークされる問題を修正しました
- デバイスが発熱しているときに4K 60で収録されたビデオについて、“写真”でのビデオ再生のスクラブ中に動きがぎこちなくなることがある問題を修正しました
- バックアップから復元したり別のiPhoneから直接転送したりしたあとに、車のデジタルキーでパッシブエントリーを使用して車を解錠したりエンジンを始動したりできないことがある問題を修正しました
- iPhone 16またはiPhone 16 Proのモデルで予期せず再起動されることがある問題を修正しました
iPadOS 18.1
AirPods
- ヒアリングチェックを使用すると、科学的に検証されたヒアリングチェックの結果が自宅にいながら得ることができます(18歳以上のユーザが対象)
- ヒアリング補助機能では、周囲の音とミュージック、ムービー、および通話に自動的に適用される、パーソナライズされた臨床レベルの補助が提供されます(18歳以上の軽度から中等度難聴のユーザが対象)
- これらの機能には、ファームウェアバージョン7B19以降が適用されたAirPods Pro 2が必要です。一部の機能は国や地域によっては利用できないことがあります。
詳しくは、以下のWebサイトをご覧ください: https://apple.com/jp/airpods-pro/feature-availability/
このアップデートには、以下の改善も含まれます:
- コントロールセンターに、コネクティビティコントロールを個別に追加したり、構成をリセットしたりするための新しいオプションを追加しました
- Apple security releases – Apple
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