AppleがiOS 18でサポートされるDarkとTintedアイコン用のテンプレートとHuman Interface Guidelinesを公開しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2024年06月10日に開催した世界開発者会議WWDC24の基調講演の中で、次期「iOS 18」や「iPadOS 18」を発表し、その新機能の1つとしてホーム画面のアイコンでダーク(Dark)と淡色(Tinted)にカスタマイズする機能を発表しましたが、
Appleは開発者向けに提供している「Human Interface Guidelines (HIG)」をアップデートし、このダークと淡色のアイコンをデザインする上で、システムに美しくなじませるためのヒントを追記しています。
暗いアイコンと淡色のアイコンはシステムアプリのアイコンやウィジェットと並べてもなじむようなデザインにする。デフォルトのアイコンのカラーパレットを保持できますが、暗いアイコンでは控えめになり、淡色のアイコンではさらに控えめになることに注意してください。優れたデザインのアプリアイコンは、色合いや背景が変わっても見やすく、判読可能で認識が容易です。
アプリアイコン – Human Interface Guidelines
HIGによると、ダークと淡色のアイコンは暗い背景の上に表示されるため、細かい部分が目立ちやすく、雑然として散らかった見た目になりがちのため、暗い(ダーク)アイコンはデフォルトのデザインを反映した補色を選択し、淡色アイコンは縦方向のグラデーションをアイコン画像全体に均一に適用し、背景はどちらも透明にしてシステム提供にすると、美しくなじませることができるそうです。
Appleは同時にライトに加え、ダークと淡色アイコンのサンプルを含んだテンプレートをSketchとPhotoshop形式で公開しているので、いち早くiOS 18へアプリを適用させたい方はチェックしてみてください。
- アプリアイコン – Human Interface Guidelines
- Apple Design Resources – Apple Developer
コメント