Apple、2件のゼロデイ脆弱性と特定の車両でCarPlayのワイヤレス接続ができなくなる問題を修正した「iOS/iPadOS 18.4.1 (22E252)」をリリース。

iOS 18/iPadOS 18
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 Appleが2件のゼロデイ脆弱性と特定の車両でCarPlayのワイヤレス接続ができなくなる問題を修正した「iOS/iPadOS 18.4.1」をリリースしています。詳細は以下から。

iOS 18

 Appleは現地時間2025年03月31日、日本語でのApple InteligenceをサポートしたiOS/iPaddOS 18.4 (22E240)」を正式にリリースしましたが、04月16日付で、このiOS/iPadOS 18.4のHotfixとなる「iOS/iPadOS 18.4.1 (22E252)」が新たにリリースされています。

iOS/iPadOS 18.4.1

このアップデートには重要なバグ修正とセキュリティアップデートが含まれ、特定の車両でまれにCarPlayのワイヤレス接続ができなくなる問題に対処しています。

リリースノートより抜粋

 リリースノートによると、このアップデートでは特定の車両でCarPlayのワイヤレス接続ができなくなる不具合が修正されている一方、同時に公開されたセキュリティコンテンツによると、iOS/iPadOS 18.4.1ではGoogle Threat Analysis Groupによって発見された悪意のあるオーディオストリームを処理すると任意のコードが実行できてしまうCoreAudioの脆弱性(CVE-2025-31200)に加え、

About the security content of iOS 18.4.1 and iPadOS 18.4.1

About the security content of iOS 18.4.1 and iPadOS 18.4.1

悪意のある攻撃者がReadとWrite可能な状態を得た場合にポインタ認証がバイパスされる可能性のあるRPAC脆弱性(CVE-2025-31201)の2件が修正されており、どちらの脆弱性も実際に悪用された可能性があるという報告を認識しているそうなので、iPhone/iPadユーザーの方は時間を見つけてアップデートすることをオススメします。

Apple security updates

なお、2件の脆弱性は同日にリリースされたmacOS Sequoia 15.4.1とtvOS 18.4.1、visionOS 2.4.1でも修正されています。

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