Microsoftがリモートデスクトップアプリ「Windows App」でmacOS 15 Sequoiaでローカルネットワーク接続許可ダイアログが表示されずネットワーク上のPCが見えなくなる不具合を修正しています。詳細は以下から。
Microsoftは2024年09月、同社が開発するリモートデスクトップクライアント「Microsoft Remote Desktop」をWindows 365やAzure Virtual Desktop、Remote Desktop、Remote Desktop Services、Microsoft Dev Boxなどあらゆるデバイスやアプリケーションに接続「Windows App」として刷新し、MacやiPhone、iPad向けに公開しましたが、
Microsoftは現地時間2024年10月09日、Sequoiaで導入されたローカルネットワークアクセス許可の承認ダイアログが表示されず、ローカルネットワーク内のPCやサーバーが検出できない問題を修正した「Windows App v11.0.5」をリリースしたと発表しています。
この問題はmacOS 15 SequoiaへアップグレードされたMacで確認されており、Windows Appを起動してもローカルネットワークアクセス許可ダイアログが表示されず、現在のところシステム設定アプリの[セキュリティとプライバシー] → [ローカルネットワーク]にユーザーがマニュアルでアプリを追加できる手段がないことから、永久的にリモートデスクトップ接続ができなくなるというもので、
Windows App for Mac v11.0.5では、このダイアログが再びトリガーされるようになっている他、Microsoft Enterprise SSO プラグインの有効化、Macのショートカットが利用できる場合ウィンドウを閉じるのCommand + WキーをControl + Wキーへマッピング、Quick Launcherに“Expand All”と“Collapse All”が追加されるなどのアップデートが行われているそうなので、ユーザーの方はアップデートしてみてください。
Windows App for Mac v11.0.5
- Triggered the Local Network permissions dialog on macOS 15 to request access for PC connection scenarios.
- Enabled the use of the enterprise SSO extensions (https://learn.microsoft.com/entra/identity-platform/apple-sso-plugin).
- Mapped CMD+W to CTRL+W when Mac shortcuts are enabled.
- Added “Expand All” and “Collapse All” options to the Quick Launcher.
- Updated the Account Switcher to not dismiss when signing out and accounts remain.
- Cleaned up visual glitches in the Refresh All flow for subscribed workspaces.
- Windows App – Mac App Store
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