macOS 15 Sequoiaや新しいインポート/エクスポート機能をサポートしたrsyncのSwiftUI実装「RsyncUI v2.1」のRC版が公開されています。詳細は以下から。
RsyncOSX(旧RsyncGUI)はノルウェーのThomas EvensenさんがSwift言語を学ぶため2015年にオープンソースで開発を開始したアプリで、ファイル同期/バックアップコマンドrsyncをGUIで設定/実行でき、現在はSwiftUIを利用した「RsyncUI」が公開されていますが、このアプリのメジャーアップデートとなる「RsyncUI v2.1」のRC版が公開されています。
RsyncUI and RsyncOSX are GUI´s on the Apple macOS platform for the command line tool rsync. The main difference between the two apps is how the User Interface (UI) is built. It is rsync which executes the synchronize data tasks.
RsyncUI and RsyncOSX are GUI´s on the Apple macOS platform for the command line tool rsync. – RsyncOSX
RsyncUI v2の初期リリースとして公開予定のRsyncUI v2.1では、Appleが今年の秋にもリリースを予定しているmacOS 15 Sequoiaのサポートに加え、最新のXcode v16とSwift 6で開発が行われており、並列処理に問題のあったFilesライブラリを廃止し、AppleのFileManagerが採用されているそうです。
また、RsyncUI v2.xでは、新たに同期タスクのインポートとエクスポート機能が実装されており、システム要件は引き続きmacOS 14 Sonoma以降のIntel/Apple Silicon Macとなっているので、rsyncをGUIで利用したい方は試してみてください。
brew install --cask rsyncui
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