SonyがαやサイバーショットなどのデジタルカメラをMacとUSB接続しWebカメラ化できる「Imaging Edge Webcam v1.2 for Mac」をリリースしています。詳細は以下から。
Sony Corporationは日本時間2024年07月11日、同社の一眼レフカメラα(アルファ)やサイバーショットなどをPCやMacにUSB接続し、Web会議や配信時のWebカメラとして利用することが出来るユーティリティアプリImaging Edge Webcamの最新バージョンとなる「Imaging Edge Webcam 1.1.03 (Windows)」と「Imaging Edge Webcam 1.2.00 (Mac)」を新たにリリースしています。
対応OS
- Windows10、Windows11
- 64 bitのみ
- Intel®プロセッサまたはAMDプロセッサのPC(ARM®プロセッサベースのPCでは動作しません)
- macOS 12 (12.3以降), macOS 13, macOS 14
リリースノートより
Imaging Edge WebcamのMac版は、2021年12月にリリースされた「Imaging Edge Webcam 1.1.00」から約3年版ぶりのアップデートとなりますが、Imaging Edge Webcam 1.2.00では、システム要件からmacOS 11 Big Surは除外され、代わりに最新のmacOS 14 Sonomaが追加されています。
ただし、Imaging Edge Webcam v1.2 for Macのセットアップ方法は、macOS 14 Sonomaへの対応はAppleが2023年10月にリリースしたmacOS 14.1でレガシーなDAL Plug-insを廃止し、システム拡張機能(Core Media IO Extension)への移行を強制したことで少し複雑になっており、
Imaging Edge Webcam v1.2 for Macのインストーラーを実行した後に、[拡張機能がブロックされました]というポップアップから[システム設定を開く]をクリックし、表示されるシステム設定アプリの[プライバシーとセキュリティ]のセキュリティエリアに現れる「アプリケーション”Imaging Edge Webcam”のシステムソフトウェアの読み込みがブロックされました。」という表示から[許可]ボタンをクリックしてMacを再起動する必要があります。
Imaging Edge Webcam 1.2.00 for Macのシステム要件はmacOS 12.3 Monterey以降のIntel/Apple Silicon Macで、パッケージにはアンインストーラも同梱されており、加えて対応カメラに2024年08月02日発売の「SONY VLOGCAM ZV-E10M2」が追加されているので、Sonyのデジタル一眼レフカメラをWebカメラ化したい方は試してみてください。
対応カメラ
- α(アルファ): Eマウント(ILCE-/ZV-)
- ZV-E1, ZV-E10M2, ZV-E10, ILCE-1, ILCE-9M3, ILCE-9M2, ILCE-9, ILCE-7SM3, ILCE-7SM2, ILCE-7S, ILCE-7RM5, ILCE-7RM4A, ILCE-7RM4, ILCE-7RM3A, ILCE-7RM3, ILCE-7RM2, ILCE-7CR, ILCE-7CM2, ILCE-7C, ILCE-7M4, ILCE-7M3, ILCE-7M2, ILCE-6700, ILCE-6600, ILCE-6500, ILCE-6400, ILCE-6300, ILCE-6100, ILCE-5100
- α(アルファ): Aマウント(ILCA-)
- ILCA-99M2, ILCA-77M2
- コンパクトカメラ(DSC-/ZV-)
- ZV-1F, ZV-1M2, ZV-1, DSC-RX1RM2, DSC-RX10M4, DSC-RX10M3, DSC-RX10M2, DSC-RX100M7, DSC-RX100M6, DSC-RX100M5A, DSC-RX100M5, DSC-RX100M4, DSC-RX0M2, DSC-RX0, DSC-HX99, DSC-WX800, DSC-WX700
- プロフェッショナルビデオカメラ(ILME-)
- ILME-FX3, ILME-FX30
- Imaging Edge Webcam – Sony Corporation
- macOS Sonoma 14.1 にアップデートした後、カメラまたはビデオ出力デバイスを使用できない場合 – Apple Support
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