OpenAIがデスクトップクライアント「ChatGPT for Mac」を全ユーザーに公開しています。詳細は以下から。
OpenAIは現地時間2024年06月25日、今年05月に発表しPlusユーザー向けに公開していたMac用GPTクライアント「ChatGPT for macOS」を全ユーザーを対象に公開したと発表しています。
The ChatGPT desktop app for macOS is now available for all users.
Get faster access to ChatGPT to chat about email, screenshots, and anything on your screen with the Option + Space shortcut: https://t.co/2rEx3PmMqg pic.twitter.com/x9sT8AnjDm
— OpenAI (@OpenAI) June 25, 2024
*The desktop app is only available for macOS 14+ with Apple Silicon (M1 or better). Coming to Windows later this year.
ChatGPT on your desktop – OpenAI
OpenAIのChatGPT for macOSはElectronやCatalystを利用しないネイティブアプリとして開発されている一方、現在のところ技術的/優先度の問題からIntel Macへの提供は難しいそうで、全ユーザー向けに公開されたバージョン1.2024.170でも、システム要件はApple M1チップ以降のApple Siliconを搭載したmacOS 14 Sonoma以降のMacと高めに設定されています。
OpenAIはChatGPT for macOSの全ユーザーへの公開に合わせて、無料プランのアカウントでもChatGPT for macOSからのログインを許可しており、アプリはショートカットキーOption + Spaceで素早くチャットバーを開き、ChatGPTと対話できる他、スクリーンショットの撮影と送信も可能なので、まだ利用されていないユーザーの方は試してみてください。
おまけ
ChatGPT無料プランのユーザーが利用できるのは引き続きGPT-4ベースまでで、Windows用クライアントは今年の末にもリリースを予定しているそうです。
また、WWDC24で発表された通り、OpenAIはAppleとパートナーシップを締結し、Appleが今年秋にもリリースを予定しておりmacOS 15 SequoiaやiOS/iPadOS 18では、GPT-4oベースの機能がAppleの音声アシスタントSiriや記述ツールに統合されるそうです。
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