OpenAI、ショートカットキーで素早く起動できるMac用ネイティブクライアント「ChatGPT for macOS」を全ユーザーに向けに公開。システム要件は引き続きmacOS 14 Sonoma以降のApple Silicon Mac。

ChatGPT for Mac now all users ChatGPT&AI
ChatGPT for macOSのコンパニオン
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 OpenAIがデスクトップクライアント「ChatGPT for Mac」を全ユーザーに公開しています。詳細は以下から。

ChatGPT for Mac

 OpenAIは現地時間2024年06月25日、今年05月に発表しPlusユーザー向けに公開していたMac用GPTクライアント「ChatGPT for macOS」を全ユーザーを対象に公開したと発表しています。

*The desktop app is only available for macOS 14+ with Apple Silicon (M1 or better). Coming to Windows later this year.

ChatGPT on your desktop – OpenAI

 OpenAIのChatGPT for macOSはElectronやCatalystを利用しないネイティブアプリとして開発されている一方、現在のところ技術的/優先度の問題からIntel Macへの提供は難しいそうで、全ユーザー向けに公開されたバージョン1.2024.170でも、システム要件はApple M1チップ以降のApple Siliconを搭載したmacOS 14 Sonoma以降のMacと高めに設定されています。

ChatGPT for macOS

Intel Macはもちろん、macOS 13 Ventura以前のApple Silicon MacでもChatGPT for Macは起動できません。

 OpenAIはChatGPT for macOSの全ユーザーへの公開に合わせて、無料プランのアカウントでもChatGPT for macOSからのログインを許可しており、アプリはショートカットキーOption + Spaceで素早くチャットバーを開き、ChatGPTと対話できる他、スクリーンショットの撮影と送信も可能なので、まだ利用されていないユーザーの方は試してみてください。

ChatGPT for macOS

おまけ

 ChatGPT無料プランのユーザーが利用できるのは引き続きGPT-4ベースまでで、Windows用クライアントは今年の末にもリリースを予定しているそうです。

ChatGPT for macOS

GPT-4ベースのChatGPT for macOS

 また、WWDC24で発表された通り、OpenAIはAppleとパートナーシップを締結し、Appleが今年秋にもリリースを予定しておりmacOS 15 SequoiaやiOS/iPadOS 18では、GPT-4oベースの機能がAppleの音声アシスタントSiriや記述ツールに統合されるそうです。

Apple IntelligenceとChatGPT

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