Appleが画面共有を利用するとランダムなスペースが他のユーザーに表示される不具合を修正した「macOS 14.2.1 Sonoma」をリリースしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2023年12月11日、機械学習モデルを利用したPDFへの自動入力の機能強化し、メッセージや天気アプリを改善した「macOS 14.2 Sonoma (23C64)」をリリースしましたが、本日12月19日付けで、macOS 14.2のHoftixとなる「macOS 14.2.1 Sonoma (23C71)」を新たにリリースしています。
このアップデートには重要なバグ修正とセキュリティアップデートが含まれ、すべてのユーザに推奨されます。
リリースノートより
macOS 14.2.1 Sonomaのリリースノートには「重要なバグ修正とセキュリティアップデートが含まれ、すべてのユーザに推奨されます」ているとしか記載されていませんが、同時に公開されたセキュリティコンテンツによると、macOS 14.2.1ではユーザーが画面を共有した際に意図せず正しくないコンテンツが表示される脆弱性(CVE-2023-42940)が修正されたそうで、
WindowServer
- Available for: macOS Sonoma
- Impact: A user who shares their screen may unintentionally share the incorrect content
- Description: A session rendering issue was addressed with improved session tracking.
- CVE-2023-42940: Craig Hockenberry
この脆弱性の発見者には米The IconfactoryのCraig Hockenberryさんがクレジットされているため、AppleはmacOS 14.2でスペース機能を利用中にFaceTimeやZoomで画面共有を行うと、表示しているスペースとは別のスペース(仮想デスクトップ)が表示されてしまう不具合を修正したようなので、リモート会議などで画面共有機能を利用するSonomaユーザーの方はアップデートすることをおすすめします。
- Apple security releases – Apple Support
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