Apple、開発者向けに「macOS 14.1 Sonoma」や「iOS/iPadOS 17.1」などのRC版を公開。

　Appleが開発者向けに「macOS 14.1 Sonoma」や「iOS/iPadOS 17.1」のRC版を公開しています。詳細は以下から。

　Appleは現地時間2023年09月19日に「iOS 17/iPadOS 17」を、09月26日には「macOS 14 Sonoma」を正式にリリースしましたが、10月17日付けで、新たにmacOS 14.1 SonomaやiOS/iPadOS 17.1、tvOS 17.1、watchOS 10.1、iOS/iPadOS 16.7.2のリリース候補となるRC版を開発者向けに公開しています。

• iOS 17.1 Release Candiate (21B74)
• iPadOS 17.1 Release Candidate (21B74)
• macOS 14.1 Release Candidate (23B73)
• watchOS 10.1 Release Candidate (21S67)
• tvOS 17.1 Release Candidate (21K69)
• iOS 16.7.2 Release Candidate (20H115)
• iPadOS 16.7.2 Release Candidate (20H115)

October 17, 2023

Releases – Apple Developer

　Appleが公開したリリースノートによると、macOS 14.1 Sonoma RCは、Beta 3や2と同じくWidgetsやWalletの不具合が修正され、iOS 17.1とwatchOS 10.1 Beta 3ではリリースバージョンが異なる*iPhoneとApple Watchがペアリングされていると、消費電力が増加する不具合と、iPhone 15/15 Proでのシネマティックモードに関する不具合などが修正されるそうです。

　また、AppleはiOS 17.1でフランス国家周波数庁(ANFR)が今年09月に発表した「iPhone 12が規定の比吸収率(SAR)の上限を超えている」という問題に対し、ANFRの試験プロトコルに対応ためのアップデートを含んでいると発表しています。

ANFR の試験プロトコルでは、人体から離れたことを検知するこのメカニズムが考慮されていないため、電力の微増が問題とならない場面であっても許容されません。そのため、フランスのユーザを対象に、ANFR の試験プロトコルに対応すべく、この機能を無効にするソフトウェアアップデートをリリースいたしました。

iPhone 12 とフランスの SAR テストについて – Apple

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