Apple、仮想マシンへmacOS 14 Sonomaのインストールを可能にする「Device Support for macOS 14 beta」を公開。

Device Support for macOS 14 beta now available macOS 14 Sonoma
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 Appleが仮想マシンへのmacOS 14 Sonomaのインストールが失敗するMac向けに「Device Support for macOS 14 beta」を公開しています。詳細は以下から。

macOSのパッケージインストーラのアイコン。

 Appleは日本時間2023年06月06日からWWDC23を開催し、その基調講演の中でデスクトップ・ウィジェットやゲーミングモードを搭載したmacOS 14 Sonomaを発表するとともに開発者向けにBeta版を公開しましたが、このSonomaのBeta 1を仮想マシンへインストールしようとするとインストールに失敗するという既知の不具合も報告されていました。

macOS 14 Sonoma Beta 1のリリースノートには、ホストMac上でmacOS SonomaのSeedをインストールしようとすると失敗する可能性があると記載されています。

Workaround: Install the latest Developer Seed of Xcode or Device Support from the Developer download page on the host Mac and retry installing the macOS Seed in the virtual machine.

macOS 14 Sonomaのリリースノート

 Appleは06日に公開したmacOS 14 Sonomaのリリースノートの中で、仮想マシンへのインストールに失敗した場合、Xcode 15のDeveloper Seed版かDeveloper downloadページの「Device Support」をホストMacへインストールするように案内していましたが、08日付けで、その「Device Support for macOS 14 beta」が新たに公開されています。

Device Support for macOS 14 beta now available

 AppleのVirtualizationフレームワークを利用したApple Silicon Mac用の仮想化ソフトウェアVirtualBuddyを公開しているGuilherme Ramboさんによると、VirtualBuddyでSonoma仮想マシンを作成中にインストールが失敗した場合、

VirtualBuddy initial support macOS 14 Sonoma

このDevice Supportをインストールすることで仮想マシンの作成が可能になるそうなので、不具合に遭われていた方はAppleのDeveloperサイトをチェックしてみてください。

  • VirtualBuddy – GitHub
  • Installing macOS 14 beta as “guest” fails · insidegui/VirtualBuddy – GitHub
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