AppleがiPhone 8やiPad (第5世代)以降のiPhoneとiPadに対し、iOS/iPadOS 17.0.1と同じ3件のゼロデイ脆弱性を修正した「iOS/iPadOS 16.7」をリリースしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2023年09月18日、iPhoneやiPad向けに最新の「iOS 17/iPadOS 17」をリリースしましたが、このiOS/iPadOS 17のシステム要件から外れたiPhone 8やiPhone X、9.7インチiPad Proや12.9インチiPad Pro (第1世代)、iPad (第5世代)以降の全てのiPhoneとiPadに対し、
現地時間2023年09月21日にリリースした「iOS 17.0.1/iPadOS 17.0.1」で修正されたのと同じ3件のゼロデイ脆弱性を修正した「iOS 16.7/iPadOS 16.7 (20H19)」を新たにリリースしています。
iOS 16.7/iPadOS 16.7はiOS 17.0.1/iPadOS 17.0.1同じく、トロント大学Munk SchoolのThe Citizen LabのBill Marczakさんと、Google脅威分析チーム(TAG)のMaddie Stoneさんにより報告された3件の脆弱性Kernel(CVE-2023-41992), Security (CVE-2023-41991), WebKit (CVE-2023-41993)が修正されているほか、
Additional CVE entries coming soon.
今後、同バージョンで修正された別の脆弱性(CVE)の情報も追加されるそうなので、iOS/iPadOS 17のシステム要件から外れたiPhoneやiPadはもちろん、ソフトウェアの互換性などの問題により、iOS/iPadOS 17へのアップデートを控えているiOS/iPadOS 16ユーザーの方も、時間を見つけてアップデートすることをおすすめします。
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