Apple M2/M2 Proチップを搭載したMac mini (2023)のCPU/GPUベンチマークのまとめです。詳細は以下から。
Appleは現地時間2023年01月24日(日本では02月03日)より、Apple M2 Pro/M2 Maxチップを搭載した「Mac mini (2023)」の販売を開始していますが、これにより、メディア向けに貸し出された最上位モデルとなるApple M2 Pro (12コアCPU/19コアGPU)搭載のMac mini (2023)以外のMac miniのスコアもGeekbenchベンチマークに投稿され始めたので以下にまとめました。
なお、AppleはApple M2チップと2つのThunderbolt 4ポート搭載のMac mini (2023)モデルにモデルナンバー「Mac14,3」を、Apple M2 Proチップと4つのThunderbolt 4ポート搭載のMac mini (2023)にモデルナンバー「Mac14,12」を割り当てているので、Geekbench Browserで検索する場合は、このモデルナンバーで検索してみてください。
CPUベンチマーク
Apple M2 Proチップ (12コアCPU/19コアGPU)を搭載したMac mini (2023)のパフォーマンスは、Appleのプレスリリースの中でも「(Apple M2 Proは)M1 Proより最大20%優れたCPUパフォーマンスを発揮できる」と発表され、メディア向けに貸し出された12コアCPUのM2 Proチップは当然、M1 Proとほぼ同じ10コアCPUのM1 Maxチップ*搭載のMac Studio (2022)のMulti-Coreスコアを超えていましたが、
新たに投稿されたApple M2 Pro (10コアCPU/16コアGPU)モデルのMac mini (2023)のGeekbench CPUベンチマークスコアでも、Single-Coreスコアが1,900台、Multi-Coreスコアが12,000台と、
12コア Xeon W3235を搭載した80万円台のMac Pro (2019)やApple M1 Maxチップを搭載したMac Studio (2022)とほぼ同じCPUパフォーマンスを発揮できるようになっています。
GPUベンチマーク
また、GPUベンチマークではApple M2 Pro (12コアCPU/19コアGPU)チップ搭載のMac mini (2023)でも、Apple M1 Max (10コアCPU/24コアGPU)チップ搭載のMac Studio (2022)のOpenCL/Metalスコアには及ばないものの、
Apple M2 Pro (10コアGPU/19コアGPU)チップのGPUスコアは、M1 Pro (10コアCPU/16コアGPU)チップ搭載のMacBook Pro (14/16インチ, 2021)と比較して比較して最大30%高速で、最後のIntel Mac miniとなったMac mini (2018)のIntel HD Graphics 630と比較すると、その差は10倍以上となっており、
Metalに最適化された「バイオハザード ヴィレッジ」などのゲームパフォーマンスは最大15倍で、加えてH.264/HEVC、ProRes、ProRes RAW、ProRes対応のビデオエンコード/デコード・メディアエンジンの搭載により、Photoshopでの画像処理はM1 Proモデルと比較して最大40%速く、Intel Mac miniと比較して最大4.7倍となっているそうなので、Intel Mac miniユーザーの方はそろそろ買い替え時かもしれません。
- Geekbench 5 – Cross-Platform Benchmark – Primate Labs Inc.
コメント
GPUはM1 Ultra で以てしても、2枚乗せた6900に及ばないレベルだからなあ。
RTX4000シリーズからみたら鼻で笑われるレベルだよねえ
これから出るだろうM2 Ultraやその上位であっても
dGPUやeGPU対応してくべきだとおもうけどね
GPUの最上位グレードには勝てないだろうが、
CPU もGPUもWIN系最上位は非常に消費電力や発熱が酷い
大きな消費電力を賄う為に電源も大きくなり
消費電力が大きいから排熱にも対策しないとダメで
本体から出る音と熱は家庭には不向きだよ
乗り換えたら自室が静かになった