Stable Diffusionを利用しテキストから画像を生成できるMacアプリ「AI Photo」にガイダンススケールや画像除外プロンプト機能が追加されています。詳細は以下から。
AI PhotoはドイツのMartin Lexowさんが公開したMac用Stable Diffusionクライアントで、text-to-imageモデルを利用して、作成したい画像の説明を入力するだけで画像を生成することができますが、このAI Photoがバージョン1.6アップデートで複数のオプションをサポートしています。
Better than ever: This update adds new features that will help you to get the most out of Stable Diffusion, like Guidance Scales (CFG) and Image exclusion prompts. If that sounds too complex, turn on the brand new Minimalist Mode and focus on having fun with just the essential options.
AI Photo – Mac App Store
AI Photo v1.6では、[設定…]の「ミニマムモード」をOFFにすることで、プロンプトに入力したテキストをより正確に反映するかを調整可能な「ガイダンススケール(CFG)や、生成する画像から除外するものを指定できる「画像除外プロンプト」、そしてSeed(乱数)が設定できるようになります。
AI Photoのシステム要件はmacOS 13.1 Venturaを搭載したApple Silicon Macでメモリは16GB以上を推奨していますが、AI Photo v1.6では、生成時間を増やすことでメモリの使用量を削減するオプションと、Stable Diffusionのモデル(デフォルトはv1.4)をユーザーが追加することが可能になっています。
AI Photoはリリース当初は無料でしたが、現在は480円(2.99ドル)の有料アプリとなっているので、MacでStable Diffusionを試してみたい方は、MetaのDivam Guptaさんがオープンソースで開発している「Diffusion Bee」をチェックてみてください。
- AI Photo : 480円 – Mac App Store
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