オープンソースのMac用システムモニタアプリ「Stats」がApple M2チップのセンサーに対応しています。詳細は以下から。
StatsはポーランドのSerhiy Mytrovtsiyさんが2019年からオープンソースで開発しているメニュー常駐型のシステムモニタアプリで、MacのCPUやGPU、RAM、ディスク使用率や温度センサー、ネットワーク、バッテリー情報を確認することができますが、このStatsがv2.7.32アップデートでApple M2チップのセンサーに対応しています。
Closed issues
- feat: added a new additional information option to the battery widget Percentage inside the icon (#1034)
- fix: disable fan reset if the fan is in the automatic mode and the app does not have permissions (#1053)
- feat: added M2 sensors support (#1012)
exelban/stats: macOS system monitor in your menu bar – GitHub
Stats v2.7.32では、HID Sensorがまとめられ、AirPort(WiFi)やNAND、バッテリー、高効率/高性能コア、GPUコアなどの温度が正しく表示されるようになった他、
バッテリーウィジェットに、Appleが次期iOS 16で導入を予定しているバッテリーアイコン内にiPhoneのバッテリー充電率を表示するスタイルの表示がサポートされているので、興味のある方は利用してみてください。
おまけ
Macの場合はメニューバー領域が広いので、メニューバーのバッテリーアイコンの外にバッテリー充電率や駆動時間を表示しても、あまり問題にならないと思いますが、ノッチのためメニューバー領域が制限されているMacBook Pro/Airで、よりコンパクトなバッテリーインジケータを使用したい場合は、
AppleがmacOS Sierra 10.12.2アップデートで廃止したバッテリーインジケータ(残り時間)の代替アプリとしてSindre Sorhusさんが開発した「Battery Indicator」が、バッテリーインジケータ内にバッテリー充電率などを表示するスタイルをサポートしています。
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