Appleがマップアプリでウクライナ首都の日本語表示を「キエフ」から「キーウ」に変更しています。詳細は以下から。
外務省は日本時間2022年03月31日、ロシアのウクライナ侵略に対し、ウクライナの首都「Kyiv」の日本語呼称をロシア語の「キエフ」からウクライナ語の「キーウ」に変更し、それに合わせて、Googleは04月中にGoogle Mapsでの表示を「キーウ」に変更しましたが、
適切な呼称についてウクライナ政府の意向について照会を行っていたところ、今般、ウクライナ側から回答が得られたことから、ウクライナの首都の呼称をロシア語による読み方に基づく「キエフ」からウクライナ語による読み方に基づく「キーウ」に変更することとしました。
ウクライナの首都等の呼称の変更 – 外務省
Appleもここ最近(少なくとも07月以降)になり、マップアプリでのウクライナ首都の日本語呼称(表示)を「キエフ」を「キーフ」へアップデートしたようです。
Appleは今年05月にリリースした「macOS 12.4 Monterey」でも、メニューバーやシステム環境設定の言語アイコンから「国旗」を排除、国名コードを採用し、会社全体で国旗を使った言語表記を行わないように取り組んでいるそうで、
中国では台湾の旗の絵文字を表示しないといった配慮もされているので、今後も戦争や紛争によるアップデートが行われると思われます。
おまけ
Appleのマップアプリでは「キエフ」から「キーフ」へ日本語呼称が変更されていますが、天気やAppleが利用しているサードパーティ製地図情報では、は現在も「キエフ」表示になっているので、今後のiOSアップデートで変更されるかもしれません。
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