Microsoftリモートデスクトップ for iPhoneがリモートセッションの向き変更に対応しています。詳細は以下から。
Microsoftは現地時間2022年05月17日、同社のiPhone/iPad用リモートデスクトップクライアントの2022年初のアップデートとなる「Remote Desktop v10.4.0 for iOS」をリリースし、動的なディスプレイの変化に対応したと発表しています。
このリリースの最大の変更点は、Windows 8.1、Windows Server 2012 R2、およびそれ以降に接続している間に、リモート セッションの向き (横向きと縦向き) を動的に変更できるようになったことです。設定 > 画面 で向きの設定を行います。
リリースノートより抜粋
動的ディスプレイ切り替え
Remote Desktop v10.4.0 for iOSでは、設定の[ディスプレイ] → [向き]で「自動調整」を選択しておくことで、iPhoneやiPadがランドスケープ(横)とポートレート(縦)状態になると、リモートセッション自体もそれに合わせて動的にディスプレイが切り替わるようになっています。
接続バー
また、今回のアップデートでは、大型のiPhoneで接続バー(Connection Bar)のUIを同じくランドスケープとポートレートに変更*できる様になっています。
その他
この他、Remote Desktop v10.4.0 for iOSでは、セッション中のスイッチャーを使用して、接続されているPCとリモートアプリ間の切り替えや、ProMotion対応iPhone/iPadで接続センターのスムーズ・スクロール、リモートセッションに接続されたキーボードのCommandを押し続けると、現在のビューで機能するキーコンボの概要が表示されるようになっているので、Windows&iPhone/iPadユーザーの方は試してみてください。
Microsoft リモート デスクトップ v10.4.0
今年最初の更新の時が来ました。これは、いくつかの新機能の追加と多くのバグ修正と改善が含まれる大きな更新です。
このリリースの最大の変更点は、Windows 8.1、Windows Server 2012 R2、およびそれ以降に接続している間に、リモート セッションの向き (横向きと縦向き) を動的に変更できるようになったことです。設定 > 画面 で向きの設定を行います。
動的な方向でシームレスに作業するために、次のエクスペリエンスを更新しました:
- セッション内のイマーシブ スイッチャーの外観が改善され、横向きと縦向きの両方で適切に機能します。
- スクリーン キーボードが再設計され、縦向きに対応しました。
- 接続 UI で横向きと縦向きの両方がサポートされるようになりました。
- 接続センターの PC タブで、高解像度サムネイルと縦向きスナップショットがサポートされるようになりました。
さらに、次の改善が行われました:
- UI 全体で一貫した余白のセットを適用するために、接続センターを再調整しました。
- 接続バーの表示/非表示を切り替える Shift Command Space キー コンボを追加しました。
- Command プラス記号 (+) と Command マイナス記号 (-) キーの組み合わせが追加され、それぞれで拡大/縮小できます。
- RemoteApp リソースの起動と再接続のシナリオを修正しました。
- iPad mini 6 の正しい物理サイズを送信するようにクライアントを更新しました。
- PC ブックマークのサムネイルにユーザー名を追加しました。
- セッション内接続バーが最小化されている場合、3 秒後にフェード バックするように更新されました。
- ProMotion 互換の iPhone と iPad の接続センターでのスムーズ スクロールのサポートが追加されました。
また、Azure Virtual Desktop (AVD) シナリオを強化するためにいくつかの更新を行いました:
- MSAL/OneAuth コンポーネントを統合して、現在の (および将来の) 認証シナリオを改善します。
- AVD ワークスペースの更新を高速化するために eTag サポートが追加されました。
- Microsoft Remote Desktop – App Store
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