Mozilla、macOSでYouTubeなどをフルスクリーン再生するとWindowServerのCPU使用率が100%を超えてしまう問題などを修正した「Firefox v95」をリリース。

Firefox v95 for macOS Firefox
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 MozillaがmacOSでYouTubeなどの動画コンテンツをフルスクリーン再生するとWindowServerのCPU使用率が100%を超えてしまう問題などを修正した「Firefox v95」をリリースしています。詳細は以下から。

Firefox for macOS

 Mozillaは現地時間2021年12月08日、WindowsやmacOSなどデスクトップ向けFirefoxブラウザの最新バージョンとなる「Firefox v95」をリリースし、同バージョンでイベント処理時のFirefoxとWindowServerのCPU使用率を削減したと発表しています。

Firefox v95 for macOS

We’ve reduced CPU usage on macOS in Firefox and WindowServer during event processing.We’ve also reduced the power usage of software decoded video on macOS, especially in fullscreen. This includes streaming sites such as Netflix and Amazon Prime Video.

Firefox 95.0, See All New Features, Updates and Fixes – Mozilla

 Bugzillaでのユーザー報告によると、この問題はmacOS 12.0.1 MontereyへアップグレードしたMacとFirefoxで確認されており、YouTubeなどの動画コンテンツをフルスクリーン再生するとFirefoxとWindowServerプロセスのCPU使用率が100%を超えてしまうというもので、Intel/Apple Silicon Macの両方で確認されていたそうです。

Firefox v94でWindowServerが170%

Bugzillaの情報を元に再現

 また、Firefox v95 for macOSではソフトウェアによるビデオデコード処理が見直され、NetflixやAmazon Prime Videoなどのストリーミングサイトを含む動画コンテンツ(特にフルスクリーン再生)の再生時に消費電力が削減されており、Windows版は11月に発表されていたとおり、Microsoft Storeでの配布も始まっているので、Firefoxユーザーの方はアップデート/ダウンロードしてみてください。

Microsoft StoreにFirefoxが登場

macOS 12 Montereyでアクセシビリティ機能を利用するとメモリリークが発生する件[1, 2]はAppleのアップデート待ちで、WindowServerの問題は完全に修正されていないというコメントもあります。

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