Dockerを利用したSandbox内でWordやExcelファイルをPDFに変換することで悪意のある攻撃からMacやPCを守ってくれるユーティリティ「Dangerzone」がApple M1 Macでも利用可能になっています。詳細は以下から。
DangerzoneはFirst Look Mediaのセキュリティディレクターなどを務めるMicah Leeさんが2020年に発表したセキュリティツールで、悪意のある攻撃者によって作成されたかもしれないPDFやWord、Excelなどのドキュメントファイルを開かなければならない場合に、
What’s new:
- Removes the need for internet access by shipping the Dangerzone container image directly with the software
- Friendly user experience with a progress bar
- Support for Macs with M1 chips
Dangerzone 0.3のリリースノートより
そのファイルをDocker(Windows版はPodman)上に構築したSandobx内でPDFへ変換することで、安全なPDFファイルとして内容を確認できるようにしてくれる機能がりますが、このDangerzoneがApple M1チップ搭載のMacでも利用できるようになっています。
昨日リリースされたDangerzone v0.3ではApple Siliconネイティブアプリにはなっていないものの、既にApple Siliconをサポートした「Docker Desktop for Mac」用のDangerzoneコンテナイメージが同梱され、DangerzoneとDocker Desktopだけで利用できるようになっているので、怪しいドキュメントファイルを開かなければいけない方は試してみてください。
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