NikonがデジタルカメラをMac/PCに接続しWebカメラとして利用できるようにする「Webcam Utility for Mac/Windows v1.1.0」をリリースしています。詳細は以下から。
株式会社ニコンは日本時間2021年11月09日、同社のミラーレス/デジタル一眼レフカメラをUSBケーブルでMac/PCに接続しWebカメラとして利用出来るようにするユーティリティ(プラグイン)「Webcam Utility for Mac/Windows」のバージョン1.1.0をリリースしたと発表しています。
Nikon Webcam Utility for MacはSonyの「Imaging Edge Webcam for Mac」と同じくDAL (Device Abstraction Layer)プラグインとなっており、以下のディレクトリにインストールされ、ZoomやGoogle Meet、OBS Studioなどのビデオ会議システムの設定でNikoのデジタルカメラをWebカメラとして接続することができるようになります。
/Library/CoreMediaIO/Plug-Ins/DAL/NikonWebcamUtility.plugin
Webcam Utility v1.1.0はmacOS 12 Montereyとの互換性は確認されていないものの、新たに販売が開始されたフルサイズミラーレスカメラ「Nikon Z 9」に対応した他、会議ソフトにライブビューが表示できない場合、その原因を表示する機能が追加され、macOS 10.13 High Sierraのサポートが終了しています。
Ver.1.0.2 / 1.0.1 から Ver.1.1.0 への変更内容
- Z 9 に対応しました。
- 会議ソフトにライブビューが表示できない場合、その原因を表示するようにしました。
- macOS High Sierra バージョン 10.13 がサポートOS対象外となりました。
また、Nikonは2021年11月04~09日にかけてViewNX-iとCapture NX-Dを統合し写真や動画の閲覧・編集、RAW画像の現像を行うことができるアプリ「NX Studio for Mac/Win」のバージョン1.1.0アップデートやNikon製カメラをPCやMacにUSB接続し、テザー撮影を行うことが出来きる「NX Tether v1.0.0」などを公開しているので、Nikoユーザーの方はチェックしてみてください。
2021年11月にリリースされたNikon Software
- NEF Codec(Ver. 1.31.2)
- Picture Control Utility 2(Ver. 2.4.9)
- Camera Control Pro 2(Ver. 2.34.0)
- NX Tether(Ver. 1.0.0)
- NX Studio(Ver. 1.1.0)
- Wireless Transmitter Utility(Ver. 1.9.6)
- ダウンロードセンター – Nikon
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