AppleがiCloud Betaでメールアドレスの非公開やカスタムメールドメインなど「iCloud+」機能のテストを開始しています。詳細は以下から。
Appleは2021年06月にオンラインで開催したWWDC21の基調講演の中で同社のクラウドサービスiCloudに、メールアドレスなどのプライバシーを強化した「iCloud+」というプランを追加すると発表しました。
iCloud+が登場します
すでに愛用しているiCloudの全機能に加えて、iCloud Private Relayや「メールを非公開」などの新しい機能が使えます。HomeKitセキュアビデオへの対応も強化されます。iOS 15プレビュー – Apple(日本)
WWDC21で発表されたiCloud+の機能には、Safariでトラフィックを暗号化してユーザーのプロフィール作成を防ぐ「iCloud Private Relay」、メールアドレスの入力を求めるWebフォームなどでランダムなメールアドレスを作成しiCloudのメールボックスで受信することができる「メールを非公開 (Hide My Email)」、防犯カメラの映像をクラウドに保存できる「HomeKitセキュアビデオ」の強化、独自のドメインを利用した「オリジナルのEメールドメイン (Custom email domain)」の4つがありましたが、
Appleは現地時間2021年08月25日よりiCloud Beta (beta.icloud.com)で、このiCloud+の「メールを非公開」と「オリジナルのEメールドメイン (設定ではカスタムメールドメイン)」の2つのテストを開始したようです。
「メールを非公開」を使用してメールプライバシーを保護し、iCloud+プランの一部としてカスタムメールエイリアスを設定します。
iCloud (Beta) – Apple
iCloud+のメールを非公開とカスタムメールドメインはWeb版iCloud Betaの設定画面から行うことが可能で、メールを非公開ではラベルを付けてランダムなメールアドレスを作成することができ、カスタムメールドメインでは最大5個のカスタムドメインで1ドメインに付き3個のメールアドレスを使用することができるようになっているので、iCloudユーザーの方はチェックしてみてください。
- iCloud (Beta) – Apple
- iOS 15プレビュー – Apple(日本)
コメント
設定して見たけど、メールアドレスのローカルパートに2文字がNGだった。