SDカードの容量偽装などをチェックできるMacアプリ「sdspeed」が最新のmacOSに対応しています。詳細は以下から。
中国のECサイトなどでSDカードやUSBメモリを購入するとメーカー製のSDカードという表記にも関わらずメモリ容量が記載されている容量より少なかったり、データが正しく読み込めなくなる、いわゆる偽装SDカード(fake card)が送られてくることがありますが、その様なSDカードの性能をチェックできるMac用ユーティリティ「sdspeed」が約4年ぶりにアップデートされ、最新のmacOS (Big Sur)で利用できるようになっています。
Basically the same, prepared for newer macOS systems.
sdspeed check SD card photo – Mac App Store
sdspeedはドイツFlagsoftのMichael Mustunさんが2013年頃から開発&販売しているSDカードチェッカーで、WindowsのH2testwと同じくf3(Fight Flash Fraud)を利用してSDカードのパフォーマンスや容量偽装のチェックを行ってくれます。
また、sdspeedはSDカードやUSBメモリのRead/Write速度を低下させるSpotlightのインデックス作成と削除が可能で、システム要件はOS X 10.11 El Capitan以上、価格は1,720円(13.99ドル)なので、興味のある方はチェックしてみてください。
おまけ
sdspeedの記事を書くためにf3のリポジトリを見ていて気づきましたが、f3をSwiftで実装したオープンソースのGUI版f3「F3XSwift」がリリースされていたので、SDカード容量の偽装チェックだけをテストしたい方はこちらを利用してみてください。
- sdspeed – Flagsoft
- sdspeed check SD card photo – Mac App Store
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