macOSデフォルトでは対応していないサードパーティのファイルシステムを利用できるようにする「macFUSE」がApple Siliconをサポートしています。詳細は以下から。
macFUSEはGoogleが2007~2009年にかけて開発してたGoogle MacFUSEのポートで、ユーザスペースで動作するファイルシステム(FUSE:Filesystem in Userspace)をmacOSでインストールすることで、macOSデフォルトでは対応していないサードパーティ製のファイルシステム(例えばNTFSやSSHFS)を利用できるようにしてくれますが、このmacFUSEがApple Siliconに対応しています。
macFUSE 4.1.0
- Add support for building macFUSE on Apple Silicon.
- Add native Apple Silicon support to the updater and uninstaller. macFUSE does no longer require Rosetta 2 on Apple Silicon Macs.
リリースノートより
macFUSEのApple Silicon対応は昨年10月にリリースされたmacFUSE v4.0.0から開始されており、先週リリースされたmacFUSE v4.1.0ではApple Silicon Mac上でのBuildがサポートされ、アップデートやアンインストールにもRosetta 2が不要となっているそうです。
macFUSE v4.xインストール時にはmacOSのSKELにより、機能拡張がブロックされるので、利用される方はインストール時にメンテナンスをされているBenjamin Fleischerさんが署名した機能拡張を有効にする必要があります。
おまけ
Apple M1チップを搭載したMacをフルセキュリティで利用されている場合は、Macを終了後、電源を長押しして[macOSの復元/復旧]からユーティリティ → [起動セキュリティユーティリティ]で低セキュリティを選択して確認済みの開発元からのインストールを許可してやる必要があります。
- Home – macFUSE
- osxfuse/osxfuse Wiki – GitHub
コメント
こんにちは。
記事を興味深く拝見しました。MacFUSEをインストールするにあたり、
「Benjamin Fleischerさんが署名した機能拡張を有効にする必要があります」
よろしければこの手順を具体的に教えていただけませんでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。
こんにちは。
記事を興味深く拝見しました。MacFUSEをインストールするにあたり、
「Benjamin Fleischerさんが署名した機能拡張を有効にする必要があります」
よろしければこの手順を具体的に教えていただけませんでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。