SerifがMac/Win/iPad向けに「Affinity Designer、Photo、Publisher v1.9」アップデートをリリースしています。詳細は以下から。
WindowsやMac/iPad向けのデザイン/写真編集アプリ「Affinity」スイートを開発している英Serif Labsは現地時間2021年02月04日、Mac/Win/iPad用デザインツール「Affinity Designer、Photo、Publisher」の3つをv1.9へアップデートしたと発表しています。
Affinity Designerでの新しい輪郭ツールと選択機能、Affinity Publisherでのパッケージ出力、データ結合とPDFパススルー、Affinity Photoでの非破壊的なゆがみレイヤー、パステキスト、リンクレイヤーの追加機能など、新機能と主な改善点を以下にご紹介します。
Affinity 1.9 へようこそ – Serif
Affinity 1.9スイートでは新しい輪郭ツールと選択機能がDesignerに、非破壊的なゆがみレイヤーやパステキスト、リンクレイヤーの追加機能がPhotoに、パッケージ出力やデータ結合とPDFパススルー機能がPublisherに追加されているほか、以下のような機能が追加/修正されており、
Serifは02月05日金曜日 午後04時GMT(06日土曜日 午前01時JST)に公式のYouTubeチャンネルで、デザイナー陣による各アプリの新機能を紹介する動画をプレミアム公開すると発表しています。
また、Affinity v1.9ではAffinityストアで購入したコンテンツを同期する機能が追加されていますが、この機能の導入を記念してAffinityアカウントを作成してアプリを登録するとブラシやテクスチャ、オーバーレイ、テンプレートなど様々な無料コンテンツがダウンロードできるようになっているので、Affinityユーザーの方はチェックしてみてください。
バージョン1.9を登録すると、すべてのダウンロードにさまざまな無料コンテンツが含まれています。新しいコンテンツ同期機能を利用するために必要なのは、Affinityアカウントだけです。
Affinity 1.9 へようこそ – Serif
おまけ
また、Affinityを開発しているSerifは本社があるイギリスおよび各国が再びCOVID-19パンデミックが深刻な影響を及ぼしているとして、2021年01月から各アプリを50%で販売する特別オファーを再開し、このオファーは現在も継続されています。
このオファーが終了したとき、状況は良くなっているように見えました。そして私たちは皆、現在までに状況が改善し続けることを望んでいました。残念ながら、パンデミックが引き続き深刻な影響を及ぼしていることは明らかです。そのため、当社は今回またこのオファーを提供することに決めました。
メーリングリストより
Affinity v1.9
Affinity Designer 1.9
- 強力な輪郭ツールにより、抽象的なオブジェクトの作成や、単一のオープンカーブの幅を拡大
- 同一選択により、属性を効率的に照合(カラー塗りつぶし、境界線カラー、境界線の太さ、透明性、ブレンドモードまたは、シェイプタイプなど)
- オブジェクト選択により、ドキュメント内の特定のタイプすべてを選択。編集がさらに容易に
- UIレイアウト向けのスタジオプリセットにより、さまざまなタスクのためにお気に入りのワークスペースの設定を保存
- リンク付き画像およびリソースマネージャー
- 除算ブレンドモード
- PDFパススルーにより、書き出し時にフォントを埋め込むことなく元のPDFを完全に再現
- パッケージ機能により、使用した画像およびフォントリソースすべてを1つのフォルダにまとめて、ドキュメントを丁合い
- パステキストの改良
- 設定可能なにじみ、およびマージンガイドカラー
- 配置済みファイルすべてにスケールを配置し、スケーリングを100%にリセット可能
- カーブの数値フィールドコントロール
- ピクセル選択範囲にスナップ
- マスクレイヤー向けブレンドモード
- 現在のピクセル選択範囲からブラシを作成
- 中心から楕円形マーキーを自動作成
- ストアで購入したコンテンツを同期
- その他、多くの改良と修正が適用されています
Affinity Photo 1.9
- RAWの改善および最新カメラのサポート
- UIレイアウト向けのスタジオプリセットにより、さまざまなタスクのためにお気に入りのワークスペースの設定を保存
- リンク付き画像およびリソースマネージャー
- パステキスト機能および改善
- スペアチャンネルをレイヤーとして編集
- 除算ブレンドモード
- PDFパススルーにより、書き出し時にフォントを埋め込むことなく元のPDFを完全に再現
- ピクセル選択範囲にスナップ
- 現在のピクセル選択範囲からブラシを作成
- 中心から楕円形マーキーを自動作成
- 設定可能なマージンガイドの色
- 配置済みファイルすべてにスケールを配置し、スケーリングを100%にリセット可能
- カーブの数値フィールドコントロール
- マスクレイヤー向けブレンドモード
- ライブぼかしレイヤーを追加
- リンク付きレイヤー
- パターンレイヤー
- 天体写真向けにスタッキングを改善
- ストアで購入したコンテンツを同期
- 使用しているデバイスの速度を測定するベンチマークオプション
- マスクにフィルターを使用
- その他、多くの改良と修正が適用されています
Affinity Publisher 1.9
- データ結合
- PDFパススルーにより、書き出し時にフォントを埋め込むことなく元のPDFを完全に再現
- パッケージ機能により、使用した画像およびフォントリソースすべてを1つのフォルダにまとめて、ドキュメントを丁合い
- PDFブックマーク
- はるかに高速なIDMLのインポート
- UIレイアウト向けのスタジオプリセットにより、さまざまなタスクのためにお気に入りのワークスペースの設定を保存
- PSDファイルすべてに平面化されたビットマップ表現を使用
- ピクセルレイヤーを画像ノードに変換
- パステキストの改良
- 初期テキストベースラインの切り替え
- 設定可能なにじみ、およびマージンガイドカラー
- スプレッドのアートボード変換がオプション
- 配置済みファイルすべてにスケールを配置し、スケーリングを100%にリセット可能
- 除算ブレンドモード
- ストアで購入したコンテンツを同期
- その他、多くの改良と修正が適用されています
- Affinity 1.9 へようこそ – Serif
- Affinity – 本格的なクリエイティブソフトウェア – Serif
コメント
市場そんなに見込めないから
「日本語組版出来るようになれば…」
止まりのソフト止まりのような気がする。