macOS 11 Big Surの写真アプリで改良された「レタッチツール」は2020年に発売されたIntel/Apple M1 MacBook Air/Pro、Mac miniでも利用可能になっています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2020年12月01日、macOS 11 Big Surの新機能をまとめたプレビューページをアップデートし、2020年に発売されたIntel/Apple M1チップ搭載のMacBook Air/Pro、Mac mini (M1, 2020)でも、一部のMacでしか対応していなかった写真アプリの新しい改善された「レタッチツール」が利用できるようになっていると発表しています。
写真アプリの改良されたレタッチツールを使用するには、2016年以降に発売されたMacBook Pro(15インチと16インチモデル)、2020年に発売されたMacBook Pro(13インチモデル)、2020年に発売されたMacBook Air、2014年以降に発売されたiMac(Retina 5Kモデル)、2017年以降に発売されたiMac(Retina 4Kモデル)、iMac Pro(全モデル)、2020年に発売されたMac mini、または2013年以降に発売されたMac Proが必要です。
macOS 11 Big Surのプレビューページより
macOS 11 Big Surの写真アプリで改善されたレタッチツールは、写真の背景に写り込んだ邪魔なオブジェクトを瞬時に消すことができますが、これはAppleの機械学習フレームワークCoreMLを利用するため、その互換性から当初dGPUを搭載した以下のMacでしかサポートされないとされてきました。
これまで新しいレタッチツールが利用可能だとされていたMac
- 2016年以降に発売されたMacBook Pro(15インチと16インチモデル)
- 2014年以降に発売されたiMac(Retina 5Kモデル)
- 2017年以降に発売されたiMac(Retina 4Kモデル)
- iMac Pro(全モデル)
- 2013年以降に発売されたMac Pro
これに対し、新しいシステム要件では16-CoreのNeural Engineを搭載したApple M1チップにより最大9倍の機械学習パフォーマンスを得たMacBook Air/Pro 13インチとMac mini (M1, 2020)はもちろん、第10世代Ice Lakeを搭載したIntel MacBook Air/Proでも写真アプリの新しいレタッチツールを利用できるようになっているので、ユーザーの方は試してみてください。
新たに追加されたMac
- 2020年に発売されたMacBook Pro (13インチモデル)
- 2020年に発売されたMacBook Air
- 2020年に発売されたMac mini
- macOS 11 Big Surの新機能まとめ。 準備中
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