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個人利用の場合は無償となる仮想化アプリ「VMware Fusion 12 Player for Mac」でもコンテナやスナップショット機能は利用可能。

Fusion 12 Pro vs. Standard differentiation? 仮想環境
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 個人利用の場合は無償となる仮想化アプリ「VMware Fusion 12 Player for Mac」はFusion 11と同じ機能に加えコンテナやスナップショット機能も利用可能になるそうです。詳細は以下から。

VMware Fusionのアイコン。

 仮想化ソリューションVMwareシリーズを開発&販売している米VMware, Inc.は現地時間2020年08月20日、次期macOS 11 Big Surをサポートした仮想化アプリVMware Fusion 12 Player/Proを発表し、

VMware Fusion 12

Fusion 12より、これまで「Fusion Standard/Pro」として提供してきた有料の仮想アプリケーションをWorkstationシリーズと同じPlayerとProに分け、個人使用の場合に限り「Fusion 12 Player」を無償で利用できると発表。加えて、Fusion 12 ProライセンスはWorkstation Pro for Windows/Linuxを含み最大3台のデバイスで利用できるとしていました。

VMware Fusion 12の価格

I’m excited to announce: VMware Fusion 12 Player.And, in alignment with Workstation Player, Fusion will be available with a Free for Personal Use license!Fusion 12 Player replaces Fusion 11.5 ‘standard’, and follows the same pricing and licensing model as Workstation Player, meaning that it is both free for Personal Use, but requires a license for Commercial Use. Fusion Player has the same features as Fusion 11.5.x ‘standard’ and more.

Announcing: VMware Fusion 12 and Workstation 16 – VMware Fusion Blog – VMware Blogs

 これに対し、ユーザーからは「Fusion Pro for MacのライセンスでWorkstation Pro for Windows/Linuxライセンスがアンロックされるということは、現在Workstation PlayerとProの機能差となっている、複数の仮想マシンの同時実行やスナップショット機能など、Fusion 11 Standardで使えた機能もFusion 12ではProでしか利用できなくなり、結局Fusion 11.x Standardと同じ機能を利用するには有料のProライセンスが必要になるのでは?」という疑問が出ていましたが、

Workstation PlayerとWorkstation Proの機能

Q.Since the new licenses will be interchangeable between Fusion and Workstation, does that mean previously standard Fusion features like snapshots and multiple simultaneous VMs will become Pro-only features, to align with Workstation’s differentiation?

A.Regarding feature comparisons for the Fusion products, it’s going to be the same split that exists between Fusion and Fusion Pro today. We decided not to ‘take anything away’ from the existing product split.

Fusion 12 Pro vs. Standard differentiation? – VMware Communities

VMware CommunitiesやVMware Fusion/WorkstationのプロダクトマネージャーMichael Royさんによると、次期VMware Fusionは既存の製品からは何も奪うことなく新しいライセンス形態に移行するそうで、今後数週間以内には詳細が明らかになるそうですが、個人使用が無償化されるVMware 12 PlayerでもOCI準拠のコンテナやスナップショット、複数仮想マシンの起動など既存の機能が利用できるそうです。

 VMwareは09月30日よりオンラインでVMworld 2020を開催するため、それまでに詳しい情報が公開されると思われますが、VMwareはmacOS 11 Big Surで仮想マシンの入れ子(Nested Virtualization)やParallelsと同じくMac App Storeでの配布も目指しているそうなので、今後はHypervisor対応に加えAppleのSandbox制限もクリアしていくものと思われます。

VMware Fusion 11.x StandardとProでは、クローン機能や仮想マシンの暗号化、vSphere/ESXiサーバーへの接続、仮想ネットワークのカスタマイズがPro-Onlyの機能となっています。

コメント

  1. 匿名 より:

    これはいいニュース。

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