AdobeがPhotoshop 2021 (v22) for Mac/Windowsで確認されている既知の問題を公開しています。詳細は以下から。
Adobeは現地時間2020年10月19日、Adobe MAX 2020に先かげてAdobe CCアプリケーションのアップデートを配布しましたが、このアップデートで配布された「Photoshop 2021 (v22) for Mac/Windows」にはいくつか既知の問題が確認されているそうです。
When opening or creating files in Photoshop 2021 (v22.x) you get the following error: “Could not complete this operation because of a Program Error”
Known issues in Photoshop – Adobe
3つの問題
Adobeが10月21日付でアップデートしたサポートページ「Known issues in Photoshop」によると、Photoshop 2012 (v22.x)では、Camera Raw とProgram Error、ippCV libraryの3つのエラーが確認されているそうで、最初のCamera Rawは同時にアップデートされたCamera Raw 13.0で画像を開いた際にACR 13.0と互換性のないOSで表示されるエラーのため、Camera Rawをv12.xへロールバックすればいいそうですが、
Program Errorは設定ファイルをマニュアルで削除する、またはグラフィックプロセッサーの利用をOFFにしてGPUドライバをアップデート、グラフィックカード自体のアップデートが必要で、
ippCV libraryがロードできない問題は、Photshop 2021 (v22.x)でアプリケーションのシステム要件がアップデートされ、CPUにSSE 4.2命令セット以上のサポートが必要となったためで、これはPhotoshopの[ヘルプ] → [システム情報]から確認できるそうですが、このエラーの場合はPhotshop 2021 (v22.x)より前のPhotoshopを使わなければならないそうなので、
Adobe CC 2021へアップデートされる方は新しいシステム要件をチェックしてからアップデートしてみてください。*ちなみにmacOSは今回のアップデートでmacOS 10.13 High Sierraが非サポートとなり、メモリも最小8GB、16GB以上推奨となっているので、Intel製MacでAdobeアプリを今後もしばらく使い続けるならば買い替えどきかもしれません。
おまけ
以上のような問題もありますが、Photoshop v22.0では複数の新機能が追加されており、v21.x for Mac/Windowsで報告されていた不具合が複数修正されています。
- Known issues in Photoshop – Adobe
- Fixed issues in Adobe Photoshop – Adobe
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