Tapbotsが他のアプリからの直接ペーストを可能にしたMac用クリップボードアプリ「Pastebot v2.3.2」アップデートをリリースしています。詳細は以下から。
Mac/iOS対応のTwitterクライアント「Tweetbot」シリーズなどを開発&販売しているTapbotsは現地時間2020年09月11日、Mac用クリップボードアプリ「Pastebot」のv2.3.2アップデートを公開し、他のアプリから直接ペース(Direct Pasting)をサポートしたと発表しています。
What’s New
- Direct Pasting from App
Pastebot – Mac App Store
これまでのPastebotは他のアプリから別のアプリへ直接ペーストを行うと、PastebotがCommand + Vショートカットを実行する際にmacOSのアクセシビリティ制限に触れ警告が表示されていたため、Tapbosは「Pastebot Paste Service」というコンパニオンアプリを公開し、この警告を回避していましたが、
TapbotsのPaul Haddadさんは、AppleにPastebotの直接ペースト機能について再レビューを依頼し、このアクセシビリティ警告が表示されてもプロセス的には問題ないと判断されたため、コンパニオンアプリなしで他のアプリからの直接ペーストが可能になったそうです。
As part of the new review procedure we asked the App Store to re-review the process of pasting directly from Pastebot. It took about a week, but they looked at it and apparently its now OK to trigger that Accessibility alert. pic.twitter.com/VZHsBvIDOF
— Paul Haddad (@tapbot_paul) September 12, 2020
macOSのアクセシビリティ制限はこれまで通りのため、システム環境設定の[セキュリティとプライバシー] → [アクセシビリティ]で、Pastebot Paste Serviceではなく、Pastebotの利用許可が必要となりますが、煩わしいコンパニオンアプリのインストールなしに利用できるので、ユーザーの方はアップデートしてみてください。
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