Microsoftが音声入力機能「ディクテーション」に対応したWordやHEICファイルの転送をサポートした「Microsoft Office for iOS」をリリースしています。詳細は以下から。
Microsoftは現地時間2020年06月14日、同社のワードプロセッサアプリ「Word」およびWordやExcel、PowerPointを1つに統合した「Microsoft Office」のiOS版をv2.38へアップデートし、新たに音声入力「ディクテーション」に対応したと発表しています。
バージョン 2.38
- メディア タブの複数選択:メディア タブの画像を複数選択して、興味深い操作を実行できます。
- HEIC ファイル転送:Office アプリのファイル転送アクションに HEIC ファイルのサポートを追加します。
- 自分の声で入力:話している間、[ディクテーション] を選択し、Word の入力内容を確認します。
リリースノートより抜粋
ディクテーション機能は今年02月からInsiderユーザー向けのWordでテストされており、05月にはMac版にも搭載され、ユーザーはキーボード上に表示されるマイクアイコンから入力をディクテーションモードにして、入力したい文章をiPhoneに話しかけるだけで、音声がテキスト化されていきます。
日本語での音声入力にも対応しています。
ディクテーション機能はクラウドベースのため、利用にはインターネット接続が必要で、同じくOffice for iOS v2.38ではメディアタブで複数枚の画像を選択することが可能になり、アクションのファイル転送でHEICファイルのサポートが追加されているので、ユーザーの方はアップデートしてみてください。
HEICファイルの転送
- アクションタブを開きます。
- ファイルの転送をタップします。
- ファイルの転送または受信をタップします。
- デスクトップでtransfer.office.comを開きます。
- QRコードをスキャンしてペアリングします。
- 転送したい画像をギャラリーから選択し、転送します。
ただし、HEICファイルは互換性を維持するためにJPEGファイルに変換されます。
- Microsoft App – App Store
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