コンテキストメニュー風に履歴を表示してくれるクリップボードマネージャー「Maccy for Mac v0.10」がリリースされています。詳細は以下から。
MaccyはLinux用クリップボードマネージャー「Parcellite」を愛用していたロシアのAlex Rodionovさんが、Mac用に開発したParcelliteライクなクリップボードマネージャーで、マウスカーソルの横にコンテキストメニュー風にクリップボード履歴を表示してくれる機能がありますが、このアプリの最新版となる「Maccy v0.10」がリリースされています。
⚠️ This release (again) changes the storage system of history. Once upgraded, your new copies won’t be visible to older versions of Maccy.
- Migrated history storage from UserDefaults to CoreData for better performance and easier maintenance
- Added preferences windows which can be used to customize every aspect of the application behavior (#86)
- Added support for PNG image copies which is used by default macOS screenshotting tool (#102)
リリースノートより
Maccy v0.10では、これまでdefaultsコマンドで設定していたMaccyのオプションを集約した設定ウィンドウが追加され、Maccyのホットキーやログイン時の起動、アップデートのチェック、あいまい検索、自動ペースト、履歴サイズ、ソート、クリップボードに保存するのを除外するアプリなどが設定可能になっており、
[Appearance]設定では、クリップボード履歴内に表示される画像のサムネイルサイズの調整と、クリップボード履歴を表示するウィンドウをマウスカーソルの横、画面の中央、メニューバーアイコンの下の3つから選択できるようになりました。
Maccyは引き続きAppleの公証を取得していないため、デフォルト状態のmacOS 10.15 Catalinaで開こうとすると上記のようにブロックされるので、利用したい方はGatekeeperのセキュリティレベルを下げるか、右クリックで[開く]を選択する必要がありますが、v0.10ではこの他にもスクリーンショットに採用されているPNGイメージのサポートやCoreDataの採用によりパフォーマンスが向上しているので、興味のある方は利用してみてください。
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